「の」まんじゅう?「ぎぼ」まんじゅう?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 0

IMG_0480

甘さひかえめなあんがたっぷり入ったぎぼまんじゅうは直径10cmほど。
実際手に乗せてみると、なんだか以外に大きい気がしてくるから不思議です。

蒸すときやラッピングに使うサンニンの葉の香りがアクセントになっています。

ぎぼまんじゅう=のまんじゅう

『ぎぼまんじゅう』(通称:のまんじゅう、1個税込150円)のまんじゅうで、
中華まん風の大きめのあんまんで、食紅で大きく“の”と書かれた
素朴なまんじゅうです。

創業100年を越えるぎぼまんじゅう。

もともとは、那覇市首里の盛光寺で売られていた饅頭で、上面に紅で、
ひらがなの「の」の字が書かれているため、通称「のーまんじゅう」で知られています。
余談ですが・・年配の方々には、「の」が書かれた「の」のまんじゅうという意味で
「のーのーまんじゅう」と呼ぶ人もいると聞きましたが、ホントかどうかは
わかりません:^^。

のーまんじゅうの正式名称は「ぎぼまんじゅう」。
(現在ぎぼまんじゅうの店舗は盛光寺敷地内ではなく、久場川町へ移転しています)

小豆あんがたっぷり入った中華饅頭に似た饅頭。
注文すると、その場でのの字を書き、サンニンの葉で包んでくれます。

誰もが疑問に思うであろう“の”の字の由来

“の”の字はのしの意味。
昔からこのまんじゅう一種類で“の”を書けばお祝い用、
何も書かないものは法事用、とオールラウンドな用途に使っていたそうです。

お祝いでも何祝い用というのが特に決まってないので、
結婚式や新築祝い、進学祝い、出産祝い、入退院祝い、
どんなことにも使えるからとひいきにしてもらっている方も多いそうですよ。

どうやら縁起物なようですね。

縁起物なもの、と言えば。
沖縄では贈り物でお米を選ぶ習慣もまだ根強くあります。
以前に比べると選択肢が広まった分、若干少なくはなっていますが、
それでも、けっこう変わらない人気な定番をお中元やお歳暮で言うと
・ビール
・かつおぶし
・そうめん
・お菓子
・ツナ缶
に並び、「お米」がランクインしてまいります^^

”日持ちする物や日用品などが多く選ばれている”
ということで、『お米』も人気な贈り物の1つなんです。

このお話をすると、たいてい本土の方は驚かれます。
そして沖縄の私たちは、その反応に驚きます(汗)。

「せっかく人にあげるもんだのに。
毎日食べるからおいしいのが良いさ~。
ねぇねぇ、おいしいのからちょうだい。」

そんなことを言ってくれる沖縄のおばぁちゃんは
今でも本当に多く、私には嬉しく思います。

“あげるもの(贈るもの)だから、おいしいものを”。
その言葉を聴きながら思ったことがありました。

「お米1粒には、7人の神様が宿っている」と
言われています。

毎日家族が食べるお米。
日本の、沖縄の食卓を支えるお米。

贈った先のご家族が、新たな1年を幸せに過ごせるように
その1粒1粒に宿る神様たちに
心と願いをたくしているのでしょうね。

沖縄の贈り物の代表、と言えばお米。
毎日食べるものだから、というキモチ。
喜んでほしいから良いものを、というキモチ。

そんな温かいキモチが込められた贈り物「お米」なのです。
<関連記事>→春色ギフト、いかがですか

・・・「の」まんじゅうから少しは無しが逸れました:^^

沖縄では、みやげ物屋にある箱入りののーまんじゅうや、
スーパーにあるピンク色で書かれた「の」の字ののーまんじゅうを
見かけることがありますが、
それらはすべて類似品となるそうです。それらに対して
「のーまんじゅうの真似をしているもの」
「コツをつかんでいないからおいしくない」
と分別がついているようであり、元祖ぎぼまんじゅうで売られている
「のーまんじゅう」を支持している人々が多い理由なようです。

そこで気が付いたのですが。
もしかすると私はこの瞬間まで本物の「のまんじゅう」を食べていなかったようです。
地元(中部)でみかけてきたものは上記な感じで、
今回いただいた月桃の香りやふんわりもっちりしたあたたかいものではなく、
パサついていたものでしたから、「のまんじゅう」の評価は
正直、そんなに高くありませんでした。

どうして沖縄の代表的なものになっているんだろう??
という疑問も今日で解決です(笑)。

「のまんじゅう」の味わいやいかに!?

生地はしっとりモチモチしていて食べごたえがあり、
中には甘さひかえめなあんこがたっぷり♪

なんとも言えないのはその香り。
蒸すときやまんじゅうを包むのに月桃の葉を使っているため、
包みを開けるとその甘い香りがふんわりと漂ってきます。

「よく中華まんじゅうに見た目や大きさが似ていると言われるんですけど、
材料が全く違うんです。
小麦粉の生地を生イーストを使って発酵させて作ります。
調味料も塩や砂糖を使っているだけで、油も入れてないのでシンプルなものです。
サンニンの葉には虫よけや殺菌の作用があって昔から沖縄で
ごはんやお餅を包むのに使われているので、うちでもまんじゅうをこれに包んで
お渡ししていますね」
ということでした。

 店名

ぎぼまんじゅう

 ジャンル  和菓子
 TEL・予約  098-884-1764・予約可
 住所  沖縄県那覇市首里久場川町2-109
 営業時間  9:00~16:00又は17:00まで(売り切れ次第閉店)
 定休日  日曜日
 カード  不可
 駐車場  有

那覇市首里三大まんじゅう制覇です(▽//)
山城まんじゅう
天妃前まんじゅう

スポンサーリンク
SPONSORED LINK
SPONSORED LINK
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク
SPONSORED LINK

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です