久高島へ

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in久高島。

ずっと行きたい島でしたが、こればかりはタイミング・・
なかなか訪れることができませんでした。

初めて訪れることもあり、意味も分からず行くよりは、と思い
現地でのガイドさんを手配。
フェリーで約20分で到着しました。

久高島

久高島は沖縄本島南部、南城市の沖合5キロに浮かぶ周囲約8キロの細長い島。
琉球開闢(かいびゃく)の祖アマミキヨが天から舞い降りてきて、
ここから国づくりを始めたという琉球の聖地と言われています。

『琉球国王由来記』によれば、島の「イシキ浜」に五穀の種が流れ着き、
そこから農業が始まったとされています。
今でもその浜はニライカナイからの神が島を訪れる時に船が着く場所といわれ、
神聖な浜になっています。

琉球王朝時代には、聞得大君(きこえおおきみ)と一緒に
国王もこの島に渡って巡礼をしたのですが、
のちに国王の代理人であるノロ(祝女)の制度ができ一任してきました。
それを継承して行われてきたのがイザイホーという秘祭だったのですが、
現在では後継者がおらず、昭和53年(1978)を最後に途絶えています。

他の離島と同じ美しい海ですが、聖域として、遊泳禁止や立ち入り禁止の区域も
多くあります。

土地は神様からお借りしているものと考え、私有するものではありません。
島の北部、集落の外は聖域として守られた「誰のもの」でもない、
広くて深い空間です。

クボ―(フボ―)御獄(うたき)

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クボ―(フボ―)御獄(うたき)。

島民にとって非常に大切な聖地。
立ち入りが許可されていないところへは絶対に足を踏み入れてはいけない場所。

沖縄の七獄の1つで、最高の霊地とされ男子禁制です。
ピーマティ、マッブチ祭ヒーサチ、八月祭、フバマクの祭事が行われます。

私たち一行は、ここで神様をお迎えしました。

これは、アマミキヨが住んだと言う霊地を廻る巡拝
“東御廻り”行事の一箇所でもあります。

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イシキ(伊敷)浜

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森を抜けると現れる白砂のイシキ浜。遊泳は厳禁。

昔、黄金の壺の流れてきた聖地として知られています。

当時は食物として海の貝と木の実しかありませんでした。
ある日、白樽夫婦がイシキ浜に参詣し、神様に食物豊穣と
子孫繁栄を祈ったところ、沖より黄金の壺が流れてきたのです。

喜んで受け取ろうとしたが、壺は沖へ流れていきました。
しばらくすると、壺が再び流れてきたので取ろうとしたら
また流れていったのです。

夫婦は不思議に思い、ヤグル川の水で沐浴をして白衣に着替え
浜で待っていました。
その壺は流れてきて、今度はたやすくとることができたということです。

夫婦は喜んで家に持ち帰り中を開けると、麦・粟など
7種の種子が入っていたと伝えられています。

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この浜はウミガメが産卵する浜としても有名だそうです。

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海にむかって御願をする場所・・。

ここに五穀の壺が流れついたというのは興味深いですよね(▽//)

早速、ガイドの西銘さんへ
「この島では稲作はなかったんですか??」と尋ねると
「そう、そこで本島の玉城に持っていったんだよ」と話してくれました。

沖縄、稲作ルーツ巡り
(↑ん~・・詳細を記した記事が行方不明、只今捜索中です)

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流れ着いた五穀のうち、麦を栽培していた場所だそうです。

外間殿

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外間殿

琉球を造った祖神アマミキヨのほか、月や竜宮など7つの神様を祀っています。

外間殿(フカマ)は、久高殿(ウドゥンミャー)と並ぶ島の二大祭祀場の一つ。

琉球王朝第二尚氏三代尚真王の時代に定められたノロ制度の中で、
王府任命のノロ職は公事ノロという公式の役職として外間家から選ばれ、
シマノロはタルガナー家(久高家)からはから選ばれました。

そして各々このような殿という祭祀場が設置されたわけで、
これが外間殿、久高殿というわけです。

と言うことでここでは外間祝女と外間根人が祭祀となり、
久高島の祭祀の正月、マッティ(収穫祭)、ハンザァナシー(祓い清め)、
ハティグァッティ(お祓い、健康祈願)、などほとんどがここで執り行われます。
この外間殿には、天頭神(天の神の総帥)、玉礼乃神(太陽神)、松乃美神(月の神)、
ニレー大主神(竜宮神)、アマミキヨ神(国造りの神)百畑地方照乃神(植物の神)、
梁万神(健康の神)などが祭られている島でも重要な場所。

久高島では子供が生まれると、この外間殿で根神という神職者による
名づけの儀式が執り行われ、その時の願い言葉に
「あまりえらくなってはいけない、普通であってほしい」というものがあるそうで、
とても含蓄の有る言葉だと思います。

ここには各家庭にある香炉の大元にあたるミウプグイミンナカと呼ばれる
大香炉が置かれていていて、琉球全体にとっても、重要なものです。

隣にある建物は英祖王統五代西威王の産屋跡(アサギ家)だそうです。

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不思議だったことが、普通なら御獄や御願所を背に、とは
考えにくのですが、ガイドの方いわく
「太陽を背に、おばあちゃんに守られている感覚でいるといいよ」

すごく温かいですよね。

これは独特の思想で、首里城も太陽が昇る東を背にし
太陽に守られている、という意味が込められているそうです。

久高殿

久高島の祖先、百名白樽とその娘が島の繁栄を祈った場所。

外間殿と同様に、久高島で生まれ育った三十歳以上の既婚女性が
神女(神職者)となるための就任儀礼であるイザイホー祭りの祭場でもあった場所。
後にある森はイザイヤマと呼ばれる聖域で立ち入り禁止とのことです。

その他にもマッティ(麦の収穫祭)、ウブマーミキ(大漁祭)、
ハティグァッティ(お払い、健康祈願)などの祭祀もここで執り行われます。

タルガナーと呼ばれるイラブー(海蛇)の燻製小屋、カミアシャギ、シラタル宮と並んでいます。

これらの後にある森はイザイヤマと呼ばれて聖域です。
一切立ち入り禁止になっていますのでご注意ください。

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御殿庭の端にあるイラブ―の燻製小屋には、1年分のイラブー

イザイホーの時には建物裏の奥の森に女たちが籠り、
霊力を授かって神女として戻るとされている神聖な場。
御殿庭の端にあるイラブ―の燻製小屋には、イラブ―が数百匹捕えられていました・・。
海から陸に上げても1年はエサを食べなくても平気だと言われています。
島ではイラブ―汁を飲むと半年分の元気がもらえるとされており、名物でもあります。

関連深い、同じく南城市にある斎場御嶽(せーふぁうたき)は、
世界遺産としても有名です。

パワースポットや聖地に詳しい人なら沖縄県南城市の斎場御嶽を
ご存知かもしれません。
琉球王朝で最も大切にされてきた聖地ですが、
ここから見て東の海に死後の世界「ニライカナイ」があると考えられています。
そしてその途中にある神聖な島、それが久高島なんです。
斎場御嶽にはわざわざ久高島から運ばれた石が敷き詰められています。

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驚くほどのどかな寝姿が愛らしかった♡

ホントに猫が多いです。

それもそのはず(笑)。

後で調べると、久高島は「人口300人、猫450匹の島」とのことでした。

久高島に来るとすぐにパワースポットめぐりという人もいるけれど、
ピンポイントでそこだけに行っても、
果たしてその人に意味があるかどうかはわかりません。

それぞれがどんな場所であるかを知り、全てに意味があることを実感すること、
パワースポットと言っても、自分と符合しなければ意味がないことが分かります。
私にとっては、今までの道程がいくつか繋がりました。
今勤めている浦添市の浦添ようどれ、玉城村、いくつか偶然にも身近にあるそれらを
今度は結んでいこうと思います。
(まさに、「こめなな 七結び」です(笑)。)

いくつか紐解いてくださったこの島とガイドの西銘さんへ感謝です。

パワースポットは、ノリや「行くと幸せになる♡」という気分でいくのではなく
自分の行動や思いを振り返り、感謝をする場所だという本来の姿を
思い出させる島だと思います。

そんな島でした。

「女性は神様だからね~」
終始そう言いながら、そう扱ってくれたガイドの言葉も印象的でした(笑)。
「男が弱いから、女性が守るという意味の御願も多いんだよ」
という言葉に、沖縄女性の強さが分かるような気がしたのを覚えています。

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不思議だったことが1つ。

港にもどり、車に着くと・・

私の車の屋根にだけ、無数の塩?が。

実はこのあとも、少し不思議な体験をしたのですが、
また機会があれば綴ってみようと思います。

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