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台風8号(ノグリー)が
10年に1度の大きさなどとニュースになり、
ここ沖縄では特別警報が発令され、避難勧告まで流れるという
39年沖縄に住んでいて、初めての事態となりました。

上記写真は、うちの近くの川が2箇所とも氾濫したもので
友人から送られてきました。
他にもたくさんの地域で同じような状況が起こり、
通行止め、停電、土砂崩れなどなど・・
大きな爪あとが残ってしまいました。

今、さらに危惧されているのが、農作物への影響。
はっきりした被害総額などはまだ出ていませんが、
収穫期を迎える県産米はもちろん、マンゴーなど。

何度か足を運んでいる恩納村の方へ
連絡してみました。
「台風で収穫が1週間くらい遅れそう」
とだけでしたが、風による倒伏や
収穫のタイミングがズレることでの品質の低下、
稲穂が水に浸かることでの影響など、
考えていくときりがありません。

直接行ってお話しを聞きながら
現状を把握したいと思います。
これを考えると、すでに出始めていた石垣は
まだラッキーだったかな・・と考えてしまいます。

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沖縄では、稲の二期作ができる地と知られているかと
思いますが、実は近年、その二期作まで行わない農家さんも
増えてきているのです。
その一番の理由が「台風」。

二期作の植えつけが7~8月、
収穫が10月頃、これは最も台風が接近しやすい
時期でもあります。
また、暑さも厳しくなるので、虫や高温障害などでの
品質の低下を考慮してのことです。
なので、一期作を終えた田んぼに違う作物や花を植えたり
するそうです。
金武町で多いのは、田いもで、
花(花き)を栽培するのは、比較的若い方に
多いと、以前、金武の農家さんが話していました。

もちろん、それでも二期作まで植えつけしている農家さんも
いらっしゃいます。

そんな苦労を考えて、
某大学の農学部では、“より早く収穫のできる品種”の
開発を行っています(2012年)。
私も実際、お話を聞きながら少しだけ、収穫などに携わりましたが
「お米の味は、もうこれ以上ないくらいのところまで
品種改良は進んでる。沖縄で必要なのは、(上記被害を抑えるために)
より早く、安定した収穫ができることだ」
と話していました。

品種改良で新たな種として確立できるまでに
約10年の歳月が必要と言われています。

それまでに、お米への価値感を取り戻し、
稲作やお米への魅力を深め、若い後継者へ
繋いでいけるようにするのも、
私たちの役目ではないかと、考えています。

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