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チョコレートドーナツ

cinema chokolate donut ぶらっと記
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cinema chokolate donut

この画像、ご存じな方も多いはず・・・

「チョコレートドーナツ」

同性愛に対して差別と偏見が強く根付いていた1970年代のアメリカでの実話をもとに、
育児放棄された子どもと家族のように暮らすゲイカップルの愛情を描き、
トライベッカやシアトル、サンダンスほか、全米各地の映画祭で観客賞を
多数受賞したドラマ。
映画.com 「チョコレートドーナツ」より

解説などにはもう少し内容が描かれてはいますが、
「近くで上映されてはいるが、まだ観てない」という方もいるかと
思いますので、こちらではここで止めておきます。

私的には、すごく心揺さぶられる内容で
それは単にお涙頂戴でもなく、
愛の本質とか、大切なものとか、そんな表現ではおさまらないような・・

感動ではなく

もどかしさにも似た感覚です。

世間一般論からすると“こうあるべき”という理想と
当人からすれば“こうありたい”という現実の差を
痛いほど感じました。

親としての立場として、子どもだった頃の自分だったらの気持ち・・
それだけでなく

こういう状況というものは、形を変えていろんな場面に存在すると
思いました。

「法の隙間からこぼれおちる 罪なき子どもたち」
(このフレーズだけ伝えさせてもらいます)
という台詞に、強く心を打たれました。

時代とともに変化してゆく政策の中で
米農家として歩んでいる人々が、力尽きて断念していくのを
見てきました。
それでも「胸張って勧められるものを」の想いで
繋いでゆく人々も見てきました。

そんな現実を目の当たりにしてきて
甘いのかもしれないけど
微力かもしれないけど
どうにかしたいと思ってきました。

まだまだ、その方達の想いには
応えられてはいませんが
そこに向かう者がいなければ
いつまでもその想いは置き去りにされてしまいます。

ちょっとでも
わたしがその力になれるように

いつの日か、みんなに笑ってもらえるように
はがゆさとも戦っていこうと、更に心に誓うような映画でした。

 

映画とは、観る人によって何かを「感じる」ポイントは
違うものです。

あなたは何を「感じる」でしょうか。

「チョコレートドーナツ」オフィシャルサイト