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【お米講座】社会人講話 in 沖縄市 ~稲の赤ちゃんをお供に~

お米マイスター
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沖縄市にてお米講座 ~稲の赤ちゃんをお供に~

学校。

その空気感に一瞬まどろみながら・・。

お米マイスターの渡久地奈々子がお米講座

お米講座開催です^^

中学校でのキャリア教育

今回は沖縄市の中学校1年生対象のキャリア教育授業。
入口に張り出された名前には、いつも少し緊張を覚えます(笑)。

しかし、それを払拭することがありました。

沖縄市の中学校1年生を対象にキャリア教育授業。お米講座を開催しました。

嬉しすぎて嬉しすぎて。

 

お米の品種の数・稲作はどこから来たのか・
お茶碗1杯のお米の数などのクイズ、お米の成長する過程や
世界のお米などを見本を交えて紹介しました。

また、稲穂を見せながら
「これがどうやってみんなが食べるような白いお米になると思う?」
と問いかけながら、籾を外して玄米にし、玄米を家庭用精米機にかけ
精米していきました。

そこにまつわるいろんな話を、興味を持って聞く子供の目は
いつもすごく真剣な輝きがあります。

お米に興味を持ってくれて嬉しい。

「他に質問や聞いてみたいことは?」へ帰ってきたのが
・おいしいお米の炊き方
・お米の洗い方
・ごはんは冷蔵庫に入れるとなぜ硬くなるのか?
どう対応していくといいのか?
など、まるで主婦並みの質問に驚きました(笑)。

意外と自分でごはんを炊いているというコが多く、
そこへの関心も高いことは嬉しかったですね。

お米講座で稲の赤ちゃんをプレゼント!

今回は懇意でいただいた稲の赤ちゃんを、希望者へプレゼント(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

稲の苗を切り離しながら「面白いいにぎりの具材ってある?」
などの雑談をしながら、ごはんの栄養や自由に発想するおにぎりの具材の
話をしていきました。

楽しみながら、というのは子ども達の記憶にも残ることと考えています。
同じ”伝える”にも、いろんな方法がありますよね^^

「当たり前」のことだけど
そこに興味をもってあつまってくれたコたちへ対する、
私の最大限のお礼も含めて・・♪

楽しみながらお米講座を行うことができました。

 

みんなのなりたいもの、は 何ですか?

 

私の小さい時になりたかったのは、保育士でした。
次に夢見たのは、天文学者でした。
星や宇宙が大好きだったからです。。

その次に目指したのは考古学者でした。
エジプトなどの古代文明に魅力を感じ、
インディ・ジョーンズみたいになりたかったです。

高校を卒業するときは、歯科衛生士の学校の試験に合格しました。
でも”なんとなく”受けたものは楽しくありませんでいた・・。

その数年後。
お米の世界に入りました。

 

そして、今があります。

 

迷うこともあるけれど、迷うことを迷わないでほしい。

「目的を見つけると、手段はついてくる」という
ガンジーの言葉があります。

いろんなものを見て、いろんな体験をしてください。

 

新しい景色を見るということは、新しい視点を持つといくことです。

いろんなことにチャレンジしてください。

 

失敗した公開は前に進むことができるけど、
何もしなかった公開はどうにもなりません。

たくさんのチャンスを拾えるよう、いろんなものを見てください。

 

そして、自分の好きを大切にしてください。
でも、自分の苦手をあきらめないでください。

私は人前で話すことが苦手な引っ込み思案なコでした。
でも、今こうしてみんなの前で話すことができます。

小さい時から、本を読んだり文章を書いたり、絵を描くことが好きでした。
今、お米の世界ではありますが、その好きなことを活かして
自分なりの仕事を創り上げてきたと思います。

 

「未来は同じ材料でできている」と誰かの言葉がありました。
厳しいときこそ、何をどう見るかという視点が必要になります。

そんな話をしました。

 

あなたの夢は何ですか?

 

私のこれからの夢は、外国語でお米を伝えていけるようにすること。
そして、それで世界へ行ってみたいです。

 

外国でもお米講座をして行きたいなあ。

救急救命士・まつげエクステ・介護士・琉球FC(選手)・KBC学園・高校の先生が
今回の講話メンバーでした。

 

それぞれの立場から、最後に、他の講師の方々とともに
今日の感想と、働くこと・働く意義について「伝えたいひとこと」をみんなへ
一言ずつ話していきました。

好きなことをみつけるチカラが、好きを仕事につなげていくチカラだと
こういう講話の機会をいただくたびに感じさせられます。

沖縄市にてお米講座を無事に終了しました。

この日訪れた時に、多くの生徒が応援団の練習をしていました。

そして、どの生徒も自分から挨拶をし、
少し迷っていた私に声をかけてくれたり教室まで案内してくれて、
すごく元気で、気配りのできるコたちでした。
そんな話を校長先生へしたところ、こんなお話しが返ってきました。

この応援団の練習風景は以前からあるわけではなく、少し前の学年から始まり、
その背中を見て今の生徒たちが頑張っているとのことでした。

ただ・・。
その背景にある家庭環境が変わるわけではなく、
ここでは、保護・要保護世帯が全体の47%だそうです。

役所が家庭をサポートし、先生が学校生活をサポートする、
その必要性を感じていると、校長先生が話してくださいました。

そのコの価値引きだしていきたいと思い続け、行動しているそうです。

だからこそ、この学校、この生徒たちに”自立できる力”を持ってもらうため
いろんな経験をさせていっているという取り組みに、心が熱くなりました。

 

そして。
恒例のカメラマンムスメとの懇親会。

お米講座のあとは娘と一緒にお食事。

講話を振り返って、横でいろんな話を聴いていたムスメの感想を尋ねました。

「たしかに良いことを話していたと思う。だけど、大切なのは
自分で気づくことだよね。
そして、それを教えていく人たちにこそ一番必要なことだと思う。
じゃないと間違えた方向の教育を受けて迷惑なのはこっち(生徒)だわけ、分かる?
母さんとよくこんな話してるから分かるけど、多いよ、そんな先生。」

なかなか手厳しい意見でした:^^

「ヒントをあげてどうするのか、どうしたらいいのかを考えさせるに尽きるね。」
と続きました。

私達オトナには、子育てに準ずる親だけでなく、教師や教育に関わる責任があります。
このときのムスメの言葉を胸に、オトナにも気づいてもらうことが
課題の1つでもあることを痛感しました。。。

 

・・・お知らせ・・・

10月1日(土)に、土鍋ごはん講座を行います☆
詳しくはこちらをご覧くださいませ♪
土鍋でごはんをおいしく炊こう♪~10月講座のご案内~
余談ですが、面白いものを見つけました♪
以前から聞いていた「ごはん検定」のテキスト、普通に買えちゃうんですね(笑)。

かなり幅広い、お米やごはんの話が載ってました。