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地域にしかない「農業」「食」「暮らし」「自然」を提供しています。
~ビアあぐり~

沖縄のお米作り

「沖縄のお米の産地や農家さんを回って、
どういう栽培をしているか、どういう生産者なのか、
どこで購入できるのかなどをまとめていきたい。」
数年前から、そう思ってきました。
産地に近い方々にも協力をお願いし、そういう取材をさせてくださる方を
教えてほしいと話していました。

先日。

一般的な販売はしていないが、面白い取り組みをしている方がいると聞き、
沖縄県名護市の嘉陽という地域へ訪れました。

沖縄県名護市で開催された若者中心の稲刈りイベント

沖縄県名護市嘉陽の自然は癒しがいっぱい!

たくさんの自然が残り、海も緑も美しい地域です。
民泊なども盛んに取り組んでいるようでした。

紹介いただいたメールの内容をたどり、迷子になり(笑)、
近くの共同売店の方へ
「すみません・・稲刈りイベントしている方を探しているのですが」
と泣きつき、区長さんに迎えに来てもらった、方向音痴なお米マイスター・・。

迎えにきていただいた先には、探していた「田んぼ」がありました。

沖縄に興味深い農業ボランティアをする団体に会ってきた!

なんと、そこで待っていて下さったのは私の子どもとそんなに変わらないであろう青年!!

聞くと、沖縄の大学の学生が立ち上げた「ビアあぐり」という団体と、
地元の方々で田んぼを復活させたそうです。

ここ沖縄県名護市嘉陽地区では、昔は多くの稲作が行われ
今でも残る地域の行事、綱引きには、その稲の藁が不可欠だったそうです。

しかし、稲作が衰退し、その綱引きもできなくなりました。

「地域の文化を復活させたい!」

目指した地区との文化提携

そう感じたのは、沖縄の文化や歴史を調べていたという青年。
区長さんの協力をもとに、4年前から稲作を開始したそうです。

沖縄県名護市嘉陽の稲作を復活させた若者たち
(先頭の方が、「復活させたい!」と動き始めた”あのサン”です。
地域発見系学生団体ディスカバリー

そのあと、大学の後輩の団体とともにイベントとしても取り組み、
今では地元の保育園の子ども達と、田植えや稲刈りなどを行うようになりました。
Facebookページや農業関係のイベント広報誌などでも告知を行い、
多くの若者の参加もあるようです。

沖縄の名護市で開催された稲作イベントは若者が中心で盛り上がっていた

沖縄稲刈りイベントに行ってみた
(右側に立っている男性が、ビアあぐりリーダー、広報・企画担当の具志堅さんです)

沖縄の若者の取り組む農業イベントが名護市嘉陽で行われています

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この日は空の青さも際立つ、真夏日の沖縄の炎天下。
みんな汗だくになりながらも、その顔は満面の笑顔でした。

名護市嘉陽の田んぼ復活

しかしながら、手探りでもある沖縄での稲作には、
大変な道のりもあったようです。

沖縄の田んぼにもちゃんといます、ジャンボタニシ

ショッキングピンクのこの物体の正体は!?

4年前、この沖縄県名護市嘉陽、区長さんの土地で始まった稲作。
稲作指導も、その区長さんによるものでここまできました。
(この後の動画の中で、子ども達と稲刈りをしている方が区長さんです)

農薬を使用しない、自然栽培ということで
除草剤を使用しないので雑草管理や、虫などの被害もありますが、
ここには、カエルやタニシ、そこに網を張るクモなど、
昔の田園風景がありました。

地域の行事の綱引きも復活し、「良かったね~」という声も聞けたそうです。

少しづつですが、近くの学校などとも連携し、
この文化を残していこうと奮闘していました。

2017年新米、嘉陽で栽培された地域おこしのお米、収穫です!

今回参加させていただいた稲刈りイベントの様子を
動画にしてみました♪

風にそよぐ稲穂や、みなさんの楽しそうな空気感、
子ども達の楽しそうな様子は、静止画だけでは表現しづらいな・・と思い、
少しでも伝わればと思っています。


数年前までは
「沖縄の米は不味い。精米もよくない。」
そう言われてきました。

それらは、沖縄のお米と検索すると
悲しいことに、数年前に書かれたブログに記載された内容が、
今でも上のランキングで表示されてしまいます。

例えば、

・戦後、アメリカの統治下にあったころ、アメリカで生産された ” カルローズ” というお米が
余剰農産物対策で沖縄に送られてきた。この米は、アメリカで家畜のエサだった。
すごく、マズかった。という歴史が沖縄のお米文化を遅らせている。

・沖縄で作るお米はマズイ。
ビニール袋に入って売っているお米は、何が入っているか分からない。

・沖縄では、古米、古々米、当たり前。
(米販会社に不信感を持っている方は今でも多いです)。

・中元、歳暮でお米をくれる人がいるが、マズくて食えない。
どこのお米なのか、いつのお米なのか分からない。

しかし今回、若い方々が沖縄の地元の方の想いや文化を繋いでいこうと
一生懸命になっている姿に、私は沖縄のお米の「未来」を感じました。

お米屋の志、農家の志、消費者の意識。
これらが変わってきている現在、沖縄のお米も変わっていくことでしょう。

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この日出逢った方やビアあぐりの方々は、大学農学部の生徒さんや卒業生も
いらっしゃいました。
なんと、数年前に沖縄の稲作などを調べているときにお会いした先生の
生徒さんや卒業生でした♪

先生との記事を以前のブログで探してみました。
実際に研究室へお邪魔したときの記事をまだ探せていませんが:^^
いくつか関連記事を見つけています。
興味のある方はどうぞ♪
米・コメ・よね・うるち・もち・イネ・・・
今年はがっつり in 金武。

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