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ムスメ、成人式迎えました

教育論
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ムスメ、成人式迎えました

たくさんの人に支えられて
愛されてきたんだよ。

どうか、それを忘れないで。

自分の信じる道を歩んでください。
迷ったときは遠慮なく
母さんに話してください。

おじいがいつまでも母さんを機に変えるように
あなたはいつまでも私の「子ども」です。

成人式、おめでとう。

今日から急に「大人」になれるわけじゃないから
心配はしないで。

今日からあなたはまた「新人」になっただけだから

ゆっくりとしっかりと1歩ずつ進んでいければ、それで
大丈夫。

これからもよろしくね。

そして

今日この日を祝ってくれたみんな
本当にありがとう。


「さみしい想いをさせないように」と思いながら
ここまできたつもりではありますが、
きっと、たくさんの我慢をさせてきてしまったと思います。

でも、芯の強い、人を考えてあげられる本当の意味での
やさしい子だと思います。

自分で決めたことはやり抜く決意のある子だと思います。

夜間保育に預けた送迎バスで泣き続けていたあの声が
私の胸の奥にずっと引っかかっています。
それを機に、私の自論ができました。

・たとえ厳しくても、子どもと同じ時間帯で生活のできる
昼間の仕事で、ごはんは必ず一緒に食べる。

・夜寝る前には、お話しや絵本を読み聞かせする。

・喧嘩になったら、必ず私の意見だけで怒るのではなく
子ども自身の考えや思いを述べさせる。

・仕事を楽しみ、毎日を楽しみ
「こんな大人になれたらいいな」と思える背中であり続ける。

いくつかある中で、どんな状況でもかたくなに守り続けたものが
私の中でありました。

もちろん、心が折れそうになったこともあります(笑)。

それでも、子ども達のたくさんの「気持ち」が私の側にありました。

「お金ないからこれしか買えなかった」
と、申し訳なさそうに新聞紙で包装されたカーネーションを貰った母の日。
歩いて花屋さんへ行き、一生懸命店員さんに話したんだろうな、と涙した日。

「母さん、手にいっぱいばんそうこうしてお仕事がんばってるんだよ」
と胸張ってましたよ、と聞かされた保育園でのお迎えの日。

「遅くまで頑張ってるから、優奈も起きてる」
と、意地張って寝ようとしなかったよ、と預けた実家で聞かされた日。

「あの時、学校行くのもいやになるくらいだった(笑)」
と、部活での大変だった時期を事後報告された日。
”自分でやるって決めたから”と辞めたいとは絶対言わなかった学生時代。

そんな彼女たちを見てきたから、余計に「負けられない」と思ったものです。

これから「自由」という選択の厳しさにも出会うと思いますが
彼女は、私が自信をもって世に送り出せる子だと思っています。

これを読んでくださっているお子さまをお持ちの方へのメッセージです。
自分の子のチカラを信じてください。

甘やかしと褒めるということを間違えないでください。

怒ると叱るを間違えないでください。

あなた自身が、あなた自身の人生をぜひ、楽しんでください。