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難消化性でんぷんとは

お米マイスター
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ダイエットは、女性の永遠の課題と言っても過言ではないのではないでしょうか?

そんなダイエットでまず敵視されてしまうのが、お米(ご飯)。
そのお米(ご飯)が、実はダイエットで大きな助けになるのをご存じでしょうか。

それが冷やご飯ダイエット
冷やご飯ダイエットでは、ごはんに含まれるでんぷんがポイントとなります。

でんぷんが冷めることで、難消化性でんぷん=レジスタントスターチへと
姿を変えることで、食物繊維とよく似た働きをするということを利用したダイエット方法です。

残念ながら動画が発見できなかったのですが、
2012年9月1日放送の日本テレビ・世界一受けたい授業の保健体育の授業では、
便秘解消や生活習慣病・メタボ予防、腸内洗浄に効果的なレジスタントスターチの効果や効能、
レシピ(山形の郷土料理水まま・冷製クリームパスタ・トマトリゾット・ポテトサラダ)などが
紹介されていたそうです。

難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)とは

冷たいものは体によくないと昔から言われていたが、冷やすことで食物繊維のようなものが誕生し、
身体に良い影響を及ぼす食材があることが最近の研究でわかったきています。
その正体が難消化性でんぷん=レジスタントスターチ(Resistant Starch)
先出の番組では、レジスタントスターチ研究の第一人者、岐阜大学教授早川享志先生が
レジスタントスターチについて解説していたとのこと。

レジスタントスターチ(resistant starch)とは、ヒトの小腸まででは消化されず、
大腸に届くでんぷん、および、でんぷん分解物の総称である。
「レジスタント」=「消化されない」、「スターチ」=「でんぷん」という意味であり、
難消化性でんぷんまたは耐性でんぷんとも呼ばれる。レジスタントスターチ~wikipediaより

レジスタントスターチとは消化されにくいでんぷんという意味で、
冷やしたご飯などに含まれています。
温かいご飯を食べた場合は、胃を通って小腸で消化吸収される冷たいご飯の場合は
小腸での消化吸収を免れて、大腸まで届く。。
こうした消化されにくいでんぷんがレジスタントスターチです。
小腸で消化されにくいという点では、レジスタントスターチは食物繊維とよく似た性質で、
大腸内をきれいに掃除してくれます。
注意してほしいのは、レジスタントスターチは冷やしてこそその力を発揮するということです。

でんぷんと聞くと肥満のもととして女性に敬遠されがちですが、「難消化性」、
つまり”消化されにくい”でんぷんに姿を変えることで、腸の中で食物繊維のように働き、
私たちの健康に貢献してくれるのです。

普通のでんぷんと違って胃で消化されにくいため、小腸で吸収されずに大腸まで届くのが特徴。
難消化性でんぷんは、大腸内で腸内細菌の餌となり、「酪酸」「酢酸」「プロピオン酸」
という成分に分解されます。

例えば酪酸は、腸の細胞の唯一のエネルギー源となり、
細胞のターンオーバー(生まれ変わり)を促進するという、
腸を若返らせる作用があります。
大腸から吸収されて肝臓まで運ばれたプロピオン酸には、
脂肪の燃焼を促す作用があることも確認されています。
また、冷やご飯は、温かいご飯と比べて血糖値を上げにくいことも分かっています。

これも難消化性でんぷんの働きで、血糖値が上がると、脂肪を体にためこむホルモンである
インスリンが分泌されます。
血糖値を上げにくい冷やご飯なら、インスリンの働きも穏やかになり、
脂肪の蓄積も抑えられると考えられます。

難消化性でんぷんで脂肪がよく燃える

ある実験で、12人の健常者に、難消化性でんぷんの含有量を変えた朝食を食べさせ、
呼吸商を測定した、というのがありました。
呼吸商とは、酸素の消費量に対する二酸化炭素の排出量の比率で、これが高いと糖が、
低いと脂肪が優先的に燃えているということになるものです。
結果、難消化性でんぷんの摂取量が多いほど、脂肪がよく燃えることが確認されています。
※日経ヘルス 2006年12月号掲載

冷やご飯は○○○を上げにくい

4人の男女(22~43歳)が、150gの「炊き立てご飯」と冷蔵庫で一晩保存した
「冷やご飯」を食べた時、それぞれについて、食前食後の血糖値を測定という検証があり、
冷やご飯を食べた時の方が、血糖値の上昇率が低かったという結果が得られています。
※日経ヘルス 2006年12月号掲載

冷やご飯の最適な温度とは

冷やしてこそ効果を発揮するというレジスタントスターチですが、
ちょうど良い温度とはどれくらいなのでしょうか?

それは、凍らない程度の低い温度→4〜5度。丁度冷蔵庫の温度が良いそうです。
冷やしておいたご飯を電子レンジで温めてしまうと、
せっかくできたレジスタントスターチが元に戻ってしまいます。

「難消化性でんぷん」は糖質や脂肪が、腸から吸収されるのを抑えます。

本来、食物繊維はミネラルの吸収を妨げますが、
「難消化性でんぷん」にはミネラルの吸収を助ける働きがあるんです^^
食物繊維のように糖質や脂肪の吸収を抑えながら
ミネラルなどはきちんと吸収してくれるなんて、嬉しいと思いませんか?

難消化性でんぷん=レジスタントスターチ。
その効果を利用した冷やご飯ダイエットで、ごはん好きも無理なく健康管理を
行っていけるものと考えています。

冷やご飯ダイエット