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豆腐好きなら一度は食べて欲しい!代表的沖縄グルメの1つ「ゆしどうふそば」

沖縄でも人気のゆし豆腐を沖縄グルメ代表の沖縄そばに乗せてしまった沖縄グルメ photo論
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沖縄でも人気のゆし豆腐を沖縄グルメ代表の沖縄そばに乗せてしまった沖縄グルメ

沖縄でも愛されるうちな~グルメの1つ
「ゆしどうふそば」

ゆしどうふ(ゆし豆腐)とは、
沖縄の郷土料理で、豆乳ににがりを入れただけで枠に入れて
固める前のやわらかいおぼろ状の豆腐。
そのまましょうゆをかけて食べるほか、みそ汁などの具にしたり、
沖縄そばにのせたりして食べられています。
今回の写真、すごくいい感じに湯気が映り込んでくれました♪
背景が暗いことと、ゆしどうふが劇的に熱かったことが幸いしました(笑)。
以前、プロのカメラマンさんたちが、炊き立てごはんの湯気まで
撮るコツとして、ごはんの入ったお茶碗のまわりに暗幕を張ったり、
ドライアイスで湯気のように見せるということを教えてくださいました。

それが自然のタイミングでできたのはラッキーです(⋈◍>◡<◍)。✧♡
(「食べ物をおいしそうに撮るコツ」は、過去記事をご覧ください^^)

さて、お豆腐には、絹ごし豆腐、木綿豆腐などなど、
いくつかの種類があります。
ここ、沖縄の豆腐(”とうふ”と名の付くもの)は、なんと4種類もあるんです!

そこで少し、豆腐の歴史を探してみました。

 

<豆腐の歴史>

豆腐発祥の地は、中国とされています。
その起源は、西暦の紀元前2世紀、16世紀の中国の書「本草綱目」の中に
”豆腐は、漢の淮南王劉安に始まる”と書かれていることが
根拠となっているようです。
しかし、豆腐について書かれた文献が唐の時代(618~907年)以降まで
何もないことから、起源は劉安の時代ではなく、もっと歴史を下った
唐代の中期という説もあり、定かではありません。
ただ、少なくとも唐代中期頃には、豆腐は造られていたと思われます。

日本への伝来、古くは奈良時代(710~784年)に、
中国に渡った遣唐使の僧侶等によって伝えられたとされていますが、
明確な記録はありません。

豆腐が記録として登場したのは、寿永2年(1183年)、奈良春日大社の神主の日記に、
お供物として「春近唐符一種」の記載があり、この「唐符」が
最初の記録といわれています。
いずれにしてもわが国で豆腐が造られたのは、奈良・平安時代からといえそうです。

 

<豆腐が庶民への生活へ広がったのはいつ頃?>

本格的に、庶民の食べ物として取り入れられるようになったのは、
江戸時代です。

天明2年(1782年)に刊行された豆腐料理の本「豆腐百珍」は、
爆発的な人気を呼び、翌年「豆腐百珍続編」、翌々年「豆腐百珍余禄」が出版され、
当時ブームとなった料理本〈百珍物〉のさきがけとなったといわれております。

 

<沖縄の豆腐の伝来>

沖縄の豆腐の歴史は古く、中国との交易が始まった14世紀以降に、
冊封使と随行してきた料理人たちが伝授したとされています。
豆腐は中国で誕生しましたが、沖縄産の「島豆腐」もまたその中国式の
「生絞り製法」で製造されています。

しかし、沖縄の夏の暑さから、揚げたり、炒めたりすることが多いため、
沖縄独自の固さのものを作るようになったようです。

では、その沖縄の4種類の豆腐を調べてみました♪

 

<沖縄の代表的な豆腐>

①島豆腐

豆腐をメインにした豆腐ちゃんぷるーなど、沖縄料理に必須の島豆腐。
水分が少なくタンパク質が多いのが沖縄豆腐の特徴で、
大豆の成分をギュッと凝縮したような豆腐です。
チャンプルー料理に使うことが多いので、水分が少なく炒めやすい、
しま豆腐が適しているそうです。


ひろし屋食品 おばー自慢の 島豆腐 500g×5

②ゆし豆腐

このゆし豆腐は、スープに入れられることが多いですが、
沖縄そばにも乗せられていたりします。
水にさらさず直接容器にすくい上げたものは「寄せ豆腐」・
「おぼろ豆腐」と言います。
沖縄の伝統食品としての「ゆし豆腐(ゆしどうふ)」は
これに類していると思います。

にがりを入れて固まりはじめた、型に入れる前のふわふわした豆腐のこと。
そのまま食べたり、汁ごと鍋にいれて、塩・醤油・七味唐辛子、
ネギなどで簡単に味付けしても手軽で美味しい。特に出来立ては格別です!

飽きたら、きな粉や黒蜜をかけてデザートにしてもおいしいのだとか。。

[冷蔵] おばー自慢のゆし豆腐 500g

ちなみに。
食欲のないときや風邪気味の時に、
ゆし豆腐で作ったお味噌汁などにごはんを入れ、
おじや風にして食べるのもおすすめです。
あっさりしているのでスルンと入りますが、
タンパク質などをしっかり摂れますよ^^

③豆腐よう

島豆腐を米麹、紅麹、泡盛によって発酵・熟成させた発酵食品です。
交易国家として栄えていた琉球王朝時代に明から伝えられた
「腐乳」が元になったのだとか。

“豆腐よう”は、琉球伝統の味で、和製チーズともいわれています。
時間をかけてゆっくり熟成発酵されて作られる“豆腐よう”は、
チーズとウニをあわせたような風味を持ちます。
口のなかで溶け、発酵食品独特のクセもありません。
(赤い色は基本的に紅麹によるもの。)

栄養価も高く、琉球王朝時代には、高貴な人々の間で
病後の滋養食としても重宝されたというから1度は食してみたいですよね。
タンパク質が多く、胃壁の保護やコレステロール合成阻害にも効果があるため、
健康食品としての特徴も持ち合わせているというのを見ていると
沖縄の食文化が「医食同源」と言われるのも納得します。


マリングローバルあさひ 豆腐よう・マイルド・大 8ヶ入×2P

④じーまーみ豆腐

みたらし味のタレをつけたり、最近は様々な味のタレが
出てきています。
落花生のことを沖縄の方言でジーマーミと呼びますが、
その落花生を原料に芋クズで固められ作られているのがジーマーミ豆腐です。
大豆は使われていないので、いわゆる豆腐とは異なりますが、
沖縄ではよく食べられる豆腐の仲間です。

ジーマーミ豆腐には甘辛いタレが付いていて、
おやつやデザートのような感覚もありますが、
意外と沖縄料理店や居酒屋メニューとしても人気です。
この甘辛いタレで頂くほか、おろし生姜やわさび醤油、
酢醤油や酢味噌を合わせる食べ方もあります。

昔は宮廷内や首里周辺でお茶受けとして、
またお祝いの席の一品として供されていたそうです。


花商のじーまみ豆腐 (9個)

 

沖縄の人は豆腐好きが多いかと思います(笑)。
沖縄県の豆腐消費量は全国一です。
・豆腐を食べる回数が多い
・多くの料理に使われている
・一度に食べる量が多い、
いずれにも当てはまるのです。
チャンプル~(野菜炒め)やお味噌汁、揚げ豆腐に冷ややっこ、
ゆしどうふにおつまみ・・・
そうですね、思いつくままでもどんどん出てきそうです:^^

私的には、ゆし豆腐の箇所で少し触れた、デザート的な食べ方に
今度は挑戦してみようと思います!


今回冒頭に出ている写真のゆしどうふそば。
ご紹介しておきますね。

店名
わらいそば
電話番号・問い合わせ
070-5535-4466
住所
沖縄県豊見城市高安415 豊見城ゴルフ練習場内
営業時間
[月~金・土・祝・祝前]
11:00〜19:00 LO18:30
定休日
毎週日曜日

 

次回は、同じく「うちな~グルメ(沖縄料理)」の1つ
”ソーキ汁”もご紹介しましょうね☆

沖縄の代表的な料理、ソーキ汁

これもなかなかうまく撮れてると思いませんか^^