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お米につく虫|対処法

お米マイスター
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沖縄では梅雨に入り、高温多湿な日々となっています。

この時期からは、「虫」や「カビ」との戦いとなります・・

「え? こめななサン。この時期に虫の話ですか・・・?」

と思うかもしれませんが。

この時期だからこそ、というのもあります。

ちなみに「新米なのに、虫がでた」と耳にすることがあるのですが、
“新米なのに”ということでの誤解があるのかもしれないと感じています。

それも踏まえて、少し「虫」のお話をしますね。

このお米につく虫。

お米が“古いから”つくのではないのです。
ということで、私は年間通して気にしてて欲しいことだと考えてます。

理由は2つあります。

「食べてしまっても大丈夫よ~」と言われるこの虫たち。。

確かにそうなのですが、

実際目の当たりにするとあまり気持ちの良いものでもないし、
正直、驚きが先にきますね。

はたして、お米につく虫とは何なんでしょうか?

いくつかの種類があるのですが、今回は代表的な2種類についてお話してます。

・ノシメマダラメイガ
お米のヌカや芽の部分に卵を生みます。
生まれた幼虫は、黄白色に近く小さな芋虫のような形をしています。
ヌカを食べて成長し、やがて白い糸を出して
約8mmくらいのさなぎになります。
(白い糸でくっついたお米を見たことがある方、ソレです)
さなぎから羽化して黄褐色の羽のある小さな蛾になります。

・コクゾウ虫
一般的に、きっと一番多いのがこれ。
コクゾウ虫(穀象虫)は、約3mmくらいの
小さなカブトムシのような甲虫の1種。

こいつの繁殖力は目を見張るものがあります:^^

お米の袋などを破って中に入り込むこともあるので、それも踏まえて
購入した袋のままでの保管をオススメしない理由にも繋がります。
オススメは、密閉容器に入れ、定期的にヌカなどの掃除をしてください。

そして!

どのような虫でも、気温が20℃を超えると発生しはじめて
25℃を超えると活発な動きがでてきます。
気温・湿度があがってくるとお米も痛みやすくなり、匂いやカビの原因にもなり始めます。

ということでお気づきの方は勘がするどい!!

ここ沖縄では、けっこうな時期でその可能性は高くなる傾向・・

新米・古米という関係性ではなく
ちょうど気温、湿度が高くなる時期と、お米の切り替え時期が重なり
そういった事件が増えるのだと私は考えています。

虫の発生率は気温や湿度などの環境に左右されます。
気をつけてください、米につく虫=穀物につく虫です。
小麦粉や乾麺も例外ではありません。
そこから虫がでないのは・・ちゃんと保管してるから、ではありませんか?

ただ

お伝えしておきたい点が1つ。

消費者サイドの保管方法だけを、私は責めるわけでもないということです。

あきらかに「買ってきたばかりなのを開けたのに虫がいる!」となってしまった場合、
そのときはお買い上げいただいたお店などへ相談することをオススメします。

例えばスーパーなどの量販店でも、そこに納品しているお米屋さんが

対応してくださるはずです。

虫が繁殖しやすい高温・多湿・長期保管などの思い当たるふしがあっての後であれば・・

購入先がお米屋さんであれば

気になることや分からないことに対しては勇気を持って相談するか、

今回お話したような方法で乗り切ってください。

そして、

それを教訓に「おいしいお米ライフ」を楽しんでいただけますように♪

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