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東急ハンズで見つけたお米です^^
それぞれ150g(1合)入りで縁起ものっぽい感じに
思わず買っちゃいました♪

稲穂の飾り物

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稲穂は実りの秋のイメージが強いですが、
お正月の飾りとしても使われます。

「新しい年も実り多い年になりますように」という意味がこめられており、
農家などでは新米を収穫した際にお飾り用を取っておくこともあるそうです。

また、豊穣から「一家を支えてくれますように」、
という願いも含まれているそうですね。

一般家庭ではやはり、飾り用に加工されたものを購入することが多いですね。
アマゾンなどの大手通販サイトや、たのめーるなど通販ショップでも扱っていますので、
買いにいく時間がないという方は利用してみてはいかがでしょうか。

最近は黒米など、古代米の穂を扱っているお店もあります。

米俵 歴史と背景

米俵というと、昔の米を運ぶ為に使われた入れ物として知っている人は多くても、
いつ頃からどのように使われたのかを知る人は少ないと思います。

実は米俵の起源ははっきりしておらず、古くは弥生時代から、
何らかの形でわらを編みお米の運搬に使っていたそうです。

平安時代には米を入れるわらの入れ物が有り、その量や大きさも
各地方で決められていたそうです。

しかし形状は今の物とは異なっていたようで、今の米俵の原型が出来たのは
鎌倉時代と言われ、形そのものは概ね今のような形だったらしいのですが、
大きさや入れる量は一定しておらず、お米を計る事よりも保管や持ち運びの為に
使われていたようです。

そして江戸時代に入り、年貢の量が明確に決められ、その目安として
米俵を使って収める方法が取られたそうです。
しかし依然として米俵に入れる量は全国では一定しておらず、
この地方は2斗(1斗は約18ℓ)この地方は3斗等と各地方で決められていたようです。

今のように1表が60㎏と決められるようになったのは、明治時代の末期頃だったとのこと。

現在、米俵というと、大昔の物と想像する方も多いと思いますが、
実は昭和40年頃まで実際に使われていた地方も多かったようですから、
弥生時代からの稲作文化を考えると、ごく最近まで使われていた事になりますね。

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穂を飾るか、藁だけか

■実の有無は気にしなくて良い

穂を飾るか、藁だけかは、地方によって変わるようです。

実がついていると鳥に食べられてしまうことがありますが、
それは「取り(鳥)入れる」ことにつながり、
縁起のいいことですので気にしなくても大丈夫です。

片付けは少し大変ですが、新年早々良いことがあるかもしれませんよ。
良い方向に考えておきましょう。

稲穂のたとえ言葉

■優れた人は稲穂のよう

「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」という言葉があります。

実った稲穂のように、中身が優れた人格者ほど頭を下げる大切さを知っている、
学問や人徳が身に付いてくると謙虚になるという意味で、よく知られている言葉ですね。
お米の「実」と人間の「中身」をかけたことわざです。

他に「実の入る稲は穂を垂れる」、
「実るほど頭の下がる稲穂かな」、
などいろいろなバリエーションがあります。

もしかすると、稲穂を正月に飾るのも、
この言葉を目標とする意味が含まれているのかもしれませんね。

近年までお米を知らなかった英語圏でも、
似たようなことわざがあります。

「一番実りのいい枝が低く垂れるものだ」とか、
「偉い人ほどつつましやかだ」というものです。

どこの国でも、謙虚な人が好まれるのは共通のようですね。

わら(藁)について

 

その昔、米の副産物である「わら」は、私たちの生活に欠かす事の出来ない
大切な存在でした。

「わら」は集めるのが容易な上、加工が簡単で水にも強く丈夫です。
これらの事から「わら」はさまざまな物に形を変え、私たちの生活に深く根ざして行きます。

今で言う”ひも”はその殆どがわらで綯った縄を使い、履物には草履やわらじ、
雪国では雪ぐつや深ぐつと言った物を、わらを使って自作して使っていました。
この他にも防寒具として”みの”や雨よけ兼日傘として”スゲ笠”、
調理用具として”鍋敷き”や”おひつ”、敷物には”むしろ”や”こも”、
入れ物として”俵”や”かます”など、数え上げれば限がないほどわらは生活と密着した存在でした。

そしてその文化は、いつの日か日用品の枠を越え”芸術品”としての用途を果たし、
さらには神聖な場所を清める事にも使われるようになりました。

しかし生活様式の多様化や、ナイロン・ビニールなどの登場により、
大量生産が難しい「わら」は徐々にその用途が失われていきました。

昔の稲刈りは「わら」を活かす為の刈り取り方法でしたが、
近年は「わら」は残す物ではなく粉砕して肥料として田んぼに戻す事で、
その役割を果たす事が主流になってきました。

そして現在では〆縄・〆飾り等の縁起物をはじめ、わずかな場面でしかその姿を見ることが
なくなってきました。

そんなことを思いながら稲穂を飾るのも良いのではないでしょうか。

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