「食」の画像は、つや感が命!
それがどう出るかで画像のリアルさが伝わるかが決まると言っても過言ではない・・と思います。
SNSやブログにアップする料理の写真、なぜか冴えない平凡なものになってしまう、
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
難しいカメラの知識は要りません。
ポイントをおさえるだけで、仕上がりが変わります♪
「なかなか思い通りに撮れない・・。」
「ついつい、ありきたりなカットになってしまう」
”視点”を変えていきましょう^^
ここでは日常持ち歩くスマホでできる、印象的な写真を撮るちょっとしたコツをご紹介します。
まずはおさえておきたい4つのポイント♪
1.自然の光を味方にする!
食材のツヤ感を出すのに欠かせないのが光です。直射日光ではなく、
陽射しが差し込んでいるくらいの柔らかい光が、すごく良い雰囲気を作ります。
光を上手に使って、料理の美味しさを引き出しましょう♪
人物を撮影する時とは違い、料理の撮影では逆光が基本。
斜め上から光が当たることで、立体感や美味しそうなツヤが生まれます。
ただし、フラッシュは禁物。
光のバランスが悪いとのっぺりとしてしまいます。。
素材感やせっかくの彩りが台無しになってしまうので注意してくださいね。
2.何を”見せたいか”決める!
料理がテーブルに並んだら、ついあれもこれも撮りたくなってしまいますが、
そうするとまとまりがなく、単調な印象になってしまいませんか。
主役を決めるということが、まとまった構図のポイントです。
3.思い切って近づいて撮影!
料理にできるだけ寄って撮影しましょう。
スマホで美味しそうに撮るコツの一番大切なポイントだと思います。
素材感やボリューム、湯気やみずみずしさといった美味しそうな雰囲気を写すことができます。
4.斜め45度は、センス良く見せる構図!
撮影する時、つい主役をセンターに持ってきてしまいがち、ではないでしょうか。
でも少し角度をつけるだけで、たちまち雰囲気が良くなるんですよ。
簡単にセンス良く見せるための構図が、斜め45度。
料理全体をフレームにすっぽり収めるのではなく、
左右が少し見切れるように撮影するのもポイントです。
2種類の食器を置く時は、食器を対角線上に置いて斜め45度を演出します。
さらに上を目指したい!という方へ♪
余白を上手に取り入れてセンスアップ!
料理をあえて横や上下にずらして置くことで、反対側にたっぷりとした余白が生まれ、
写真が洗練された雰囲気になります。
アングルを変えてみよう!
いちばん撮りやすいのが、人の目線と同じ斜め上からの撮影ですが、
毎回同じになって物足りなく感じるときは、アングルを変えてみるのもひとつの手!
最近トレンドになっているのが真上からの撮影だそうです。
「ん? さっきまでと言ってることが違う??」と思うでしょうが(汗)
こういうパターンもあるということを覚えててください。
複数のアイテムを写す時は、食器の間隔を実際よりも少し詰めて置く方が写真映えします。
これらはさっきまでのセオリーは完全無視、
自然光などの味方も入れないでください(^_^;)
いろいろと逆で、こちらは光をいれないマットな質感で命が生まれます。
動きをつけて臨場感をプラス
置くだけじゃなく、少し人の気配を入れることで、写真にストーリーが生まれます。
ちょっと違ったテイストの写真を撮りたい時におすすめです。
とろ~りソースをかけて、「いただきます」の瞬間を演出したり、
キレイに盛り付けたあとにわざとカトラリーを添えて、
食べている途中のように見せたりもおススメです♪
少し光を意識したり、目線を変えるだけで、今までとはひと味違う
「美味しい写真」の出来上がり♡
いくつか方法をご紹介しましたが、まずは実践しやすそうなものから、
ぜひ一度試してみてください。
今回最初に紹介しているおにぎりの写真のお店を、少しご紹介しておきますね。
人と人とを結ぶ、そんな出会いを大切にする気持ちを込めてつけられた「てんtoてん」。
那覇市識名にあるおそば屋さんで、メニューは、木灰すばと古代米おにぎりのみ。
古代米おにぎりを頼むと、サンニン(月桃)の葉にのって運ばれてきました。
西表島産の古代米。
農薬は一切使わず、放したアイガモに雑草を食べてもらう昔ながらの農法で作られているそうです。
店頭では、古代米の販売も行っており、それだけを購入しに来る人もいるようですよ。
シンプルだからこそその丁寧さが沁み渡る、沖縄の伝統や素材を大事にするお店の1つだと思います。
店名 てんtoてん(てんとぅてん)
電話番号 098-853-1060
営業時間 11:30~15:00
定休日 月曜日
住所 沖縄県那覇市識名4-5-2
店内は十分な広さではありますが、駐車場に限りがあります。
観光客の方も多いようなので、そこだけ気をつけててくださいね。