新年 あけましておめでとうございます。
旧年中はたくさんのご縁をいただき、誠にありがとうございました。
本年も変わらぬご愛顧のほど 心よりお願い申し上げます。
写真のお花は、年末にスタッフが活けてくれたものです^^
私が「この赤いの好き♪」と話していたのを覚えていてくれて、
南天がメインのものと、プラス、松と竹が入ったもの2パターンを
作ってくれました。
お正月のお花では、よく松と菊と南天がセットになったものが多いですよね。
南天がなぜ、おめでたい正月には欠かせないものとして使われるのか、
その意味などを調べてみました。
お正月の花の基本は「松・竹・菊」。
◆松
永遠の命
不老長寿の象徴
神様が来る為の目印(依り代)
◆竹
真っ直ぐに成長する
等間隔の節目が秩序の良さを象徴
◆菊
※梅ではなくて菊なのは、切り花として梅の花はあまり出回らないのでかわりに菊が用いられます。
延命長寿
厄除け
そして、縁起物の植物としてお正月に飾られることが多い南天ですが、
それは「難を転ずる」(難を転じて福となす)という意味で用いられています。
赤い色には厄除けの力があると昔から信じられていて、
お祝い事のお赤飯などに南天の葉が添えられていることがありますよね。
それはただ単に厄除けのおまじないのようなものではなく、
腐敗を押させる効果が南天の葉に含まれているからなのです。
南天の実は古来より生薬として親しまれ、殺菌効果や咳止め効果があると
されてきました(のど飴にもありますよね)。
南天は厄除けとしても生薬としても、大切な植物だったということですね。
今回、このお花の意味合いを調べてみると
今までただ活けられているお花を見ているだけだったのですが、
それらに「縁起もの」としての意味があるのを知り、
感慨深く愛でることができるようになった良い機会でした^^
このお正月のお花を飾る期間は7日くらいまでが一般的なようで、
地域によっては小正月まで、というのもあるようです。
お正月と言えば初詣、多くの方が参拝なさるものだと思います。
ところで。
参拝のあとにおみくじを引いたり、お守りを購入すると思うのですが
その際に「初穂料」と書かれているのが
気になったことはありませんか?
(私的に、ただ単純に「穂」が目に入って
気になっているだけなのですが:^^)
その「初穂料」って何なのでしょう。
「初穂」とは
神社といえば、絵馬やお札、お守りなどが販売されていますが、
神社では“売る”“買う”という表現は使用しません。
購入したことがある人ならおわかりだと思いますが、
値段に当たる言葉は「初穂料」、お金を支払う際、
「○○○円お納めください」と言われますよね。
神社にとってお守りやお札というのは、いわば神様の分身。
ですから、値段という概念はない、ということなのです。
「初穂」とは、その年に初めて収穫された米のことをいいます。
初穂料の起源としては、昔、初穂を最初に神前に捧げることで
豊作の恩恵に感謝をする風習がありました。
それがやがて農作物や魚類などの初物(はつもの)も、
広い意味で初穂として神前に供えるようになりました。
これに因んで、初穂は神前に供えるものという意味を持つようになり、
神前に納める金銭のことを初穂料と呼ぶようになりました。
ちなみに。
お守りを選ぶときに
「大きい方がいいのかしら」と悩んだことはありませんか(笑)?
調べてみると、大きさの違うその2種類についてはそれ自体の
大きさや外装が異なるから・・の違いなだけのようです。
要は、外側の素材の違いが値段の違いになるわけですので、
お値段によってお守りのご利益が落ちるということはないんです。
なので、ご自身のフィーリングで選ぶことを重視すると良いですね^^
ムスメが撮影してきたものです。
ちょっと不謹慎かもしれませんが
夜の神社も雰囲気があって良いものだな・・・と思いました。
続く提灯が素敵でした。
2016年の初日の出です。
友人と出かけたムスメの写真をいただきました(笑)。
今年も当ブログに遊びにきてくださいね♡
2016年も皆様にとって 幸多き年になりますように♪