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夏こそ「温活」して冷え性予防!

食育
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10分程度でできる中華丼

“ただいま”から10分程度でできる、なんちゃって中華丼♪

冷蔵庫で寝ていた冷凍シーフードミックスを軽く下茹でし
小松菜や青梗菜など、好みの青野菜を足して炒め、
味覇(ウェイパァー)・塩・しょうゆで味付けし、
水溶き片栗粉でとろみをつけると完成☆

しかも・・美味しかったです(笑)。

ごはんも多めに炊いて冷凍しているので、
調理している間に解凍していれば、
ホントに10分くらいでできちゃうので、キッチンで暑さと戦う時間も
最小限で済んでしまいます。

暑い日が続いていて、「食欲がない」とか「夏バテかも」と
お思いの方も増えてきているのではないでしょうか?

 

夏バテの原因は、体力の消耗による疲労が多いとされています。
暑い中の運動や炎天下の仕事に体力が奪われて、さらに水分、栄養不足、
そして睡眠不足などが重なることで引き起こされると言われています。

その結果、夏バテの症状としては、ダルさが続き、さらに食欲不振や、
睡眠不足が併発、体内のタンパク質の消費に供給が追いつかなくなり、
慢性的な不調となっていくと言われています。

そのため、この”夏バテ”を長引かせないためにも、大切なことはやはり、
「しっかり食事で栄養を摂ること」です。

夏の暑い時に冷たいものを食べたり飲んだりすると、
たまらなく美味しく感じますよね。

そんな美味しさとは裏腹に冷たいものは胃腸に悪いとされています。
事実、食べるすぎると食欲がなくなったり、下痢したりが引き起こされます。
胃腸の冷えは下痢や便秘といった排泄(はいせつ)のトラブルを招く可能性があるとも
言われているからコワいですよね。。

その理由について、少しまとめてみました。

 

なぜ、冷たいものを食べ過ぎると胃腸に悪いのか

冷たいものを飲み過ぎると、体温調整に関わる自律神経が乱れることで、
疲れやだるさが出ます。

仮に冷たいものを飲んで1度胃の温度が下がったとします。
すると血液が胃に集まって大体4~6時間かけてもとの温度に戻そうとします。
その間は胃の消化機能が全く機能しないのです。

そして中医学の教えによると、冷たいものは胃の動きを鈍くし、
体内の「余分な水分」を増やしてしまうそうです。

 

悪影響を与えるのは胃腸だけではない

冷たい飲み物を飲むと、体は内蔵を冷やさないように
全身の血液を胴体へと集めようとして手足や頭部などに十分な血液が行き渡らなくなり、
頭髪に悪影響を与えるとも言われています。

そして、冷たいものの過剰摂取すると腸の機能が低下し免疫力が低下、
そうなると免疫反応が過剰になり、花粉症やアレルギーなどを引き起こすこともあるのだとか。

 

冷たいものばかり摂取していると喉が渇きやすくなる

胃腸の温度が下がると、体にとって良くない状況なので、
体は熱を起こして消化器を温めようとします。

すると、温かい熱は上にあがる性質をもっていますので、
熱が上昇して喉や頭部に熱がこもり、また喉が渇きます。

夏は身体の余分な熱を奪う食材たちが旬を迎えるので、
トマト、ニガウリ、胡瓜、ナス、トウモロコシ、スイカなどを食べましょう。
そうすることで、喉の渇きで冷たいものばかり摂り、胃腸を冷やし・・という
冒頭のような悪循環を防ぐことにつながります。

旬食材は、体内のバランスをうまく保ってくれます。

ゴーヤーを食べると温活になった夏バテ予防になる
↑ゴーヤーは火を通してもこわれにくいビタミンCが多く含まれています。
沖縄では昔から夏バテ防止でよく食されています。

 

食べ物が消化にかかる時間って、どのくらい?

私達は、普段、食事のときに消化にかかる時間なんて考えたこともなく、
何でもかんでも、口に運んでいることが多いのではないでしょうか。

それに、美味しいと感じる物の中には、牛丼だったり、唐揚げ定食だったり、
ハンバーグセットだったりと、炭水化物とタンパク質がどん!とのっかっているものも
多いですね。

「美味しいものは、糖と脂肪でできている」という某CMを、よく思い出します。。

でもたしかに、お肉とご飯を一緒に口に頬張ったときの美味しさはたまりません・・。

人間の体は、消化活動に70%ものエネルギーを費やしています。
それは、フルマラソンで消費するエネルギー量と同じくらい(1600キロカロリー)に
匹敵するとも言われています。

食後に眠くなるのは「消化のためにエネルギーを使うので、他の活動は休んでね」
という体からのサインです。
消化に負担のかかる食事をしていると排泄や、新陳代謝に使えるエネルギー量が
少なくなってしまいます。

食べた物は、通常3時間ほど胃で消化され、小腸に運ばれ、
8時間から12時間で排泄されていきます。

炭水化物とタンパク質を一緒にとると、胃の中に8時間~72時間も
とどまってしまうことがあるようです。

それから、果物を、食後に食べるのは避けた方が良いというのを目にしたのですが
それは初耳でした。。

先に、何かを食べた後に果物を食べると果糖が分解されず腐敗してしまい、
お腹をこわしたりする原因になるのだとか。
また、分解、利用されなかった糖分が肥満の原因になります。
ただし、レタス類などの緑葉野菜、キュウリ、セロリ、白菜はOKです。

 

☆食べ物の消化にかかる時間☆

果物は消化に時間がかかりません。
20分~30分・・・・・果物
果物は、消化にほとんど時間がかからず、果物自体に食物酵素が豊富に含まれているので、
人間のもつ体内酵素も無駄使いしない食べ物。

 

野菜も消化に時間がかかりません。
1時間~2時間・・・・・・野菜
野菜も、消化にあまり時間がかからず、食物酵素を豊富に含んでいます。

 

炭水化物の消化に時間がかかります。
8時間~12時間・・・・・炭水化物
炭水化物(米、パン、パスタ、麺類、調理済みのイモ類)の消化には、時間がかかります。
でんぷん質を分解するための酵素が必要になります。

↑こちらは諸説あるようで、ご飯やパン、パスタやうどんなどの炭水化物が
消化にかかる時間は、だいたい2~3時間くらいと記載されているものもあります。

蕎麦はうどんより消化が速く、ご飯もお粥のように柔らかくすると
消化・吸収が速くなります。
麺類はよく噛んで食べないとそのぶん胃がたくさん働かないといけなくなるので、
胃に負担をかけないためにもよく噛んで食べることが大切です◎

 

タンパク質は消化にものすごく時間がかかります。
10時間~24時間・・・・タンパク質
タンパク質(肉、魚、卵、乳製品、木の実、種子類)の消化には、最も時間を要します。
タンパク質を分解するための酵素が必要です。

夏は冷たい飲み物が飲みたいですよね。

それでも・・暑いときにはどうしても冷たいものが欲しくなりますね。

5~8度前後(自動販売機で冷えた状態)が吸収がよいと言われますが、
冷たい水分は胃に負担をかけ体調を崩す原因にもなります。
そのため、あまり冷たすぎず15度以下で補給するのが理想だそうです。

上手に冷たいものと付き合って、しっかり体調管理していきましょうね。