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稲の赤ちゃん🎶 沖縄のお米農家におジャマしました!

お米論
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沖縄のお米の収穫風景。

先日訪れての1週間ほどあとには、多くの農家が収穫を開始していました。

 

バケツ稲穂の様子

これ、ウチのコです。

とうとう幼穂を確認することができました(笑)。
収穫、迎えます 」では、気が付いた頃にはすでに出穂してしまい、
幼穂の状態を見ることができませんでした。

幼穂とは

幼穂とは、稲の赤ちゃんです。

分けつ(稲の枝分かれ)期が終わるころになると、稲は次世代のために
稲の赤ちゃんをつくり始めます。

幼穂ができると、茎の中ほどが膨らんで、それがだんだん上がって固くなり、
約20日で穂となり顔を出します。

稲の赤ちゃんで幼穂と言います。

幼穂の様子。

幼穂の様子です。

幼穂を写真におさめました。

この幼穂を作る時期を「幼穂形成期」といいます。
出穂前10~15日は「減数分裂期」といって、幼穂が最も盛んに
成長する重要な時期です。

この時期に、栄養不足・水不足、低温(平均気温が20度以下)、
日照不足になると、花粉が受粉できず、米が実らないもみが
できてしまうことがあります。

徳に重要なのが水管理。
水不足にならないように注意してくださいね。

幼穂を作る時期を「幼穂形成期」と言います。水不足に注意です。

稲の開花と受粉

穂は出穂と開花がほぼ同時に行われます。
花は穂の先から咲き始め、7日くらいですべて咲き終わります。
開花は頴(穂先)が開いて中から1本の雌しべと6本の雄しべが出てくるそうですよ。

そして、花は雄しべが花粉を飛ばして受粉すると
間もなく雄しべを外に残したまま頴を閉じてしまいます。

受粉した翌日から、頴の子房が成長し、「玄米」になっていくのです🎶

この過程は登熟といいます。
子房をつぶすと、中から白い液体が出てきます。
この液体が次第に固く透明になり、「米」になっていくのです。

穂が出てから40~45日目くらいが玄米になる目安だとか。
これが終わると、いよいよ刈り取りです☆

「渡久地さん、収穫のタイミングとか、どれくらい干すかとかわかる?」
と・・ふと聞かれたのですが、
実際に行ったことがないので、そのタイミングを見分けられるか不安になりました。

「待ってて、金武(よく登場するガードレールと稲穂に地域です)まで
1カ月くらい修行に行ってくる!」
と言ってみたのですが、やっぱり即却下されました(▽//;)。。

このサイトの検索で「バケツ稲」と入れると
苗の到着から土作り、バケツ稲の生き物などを見ることができます。
収穫後にまたまとめ記事にしていきますね^^



余談ですが・・。

黄色い房状の花

今まで見たことのなかった黄色い房状の花をつけた木に驚きました。
会社の近くのその通りにはたくさん並んでいて、やわらかでいてあざやかな黄色に
しばしうっとりしていましました。

那覇で古島や東町など、数か所で満開のようです。
聞くと、インド原産のマメ科で学名はCassia fistula、
マメ科カワラケツメイ属で、和名ではナンバンサイカチ。

マメ科カワラケツメイ属で和名ではナンバンサイカチ。

満開になると夏の日差しを受けて輝き、黄金のシャワーか、黄金のスダレのよう。
沖縄では6月の終わり頃咲き、夏の訪れを告げる花だそうです。

レインボーシャワー、ピンクシャワーと並び、ハワイを代表する樹木でもあるそうです。

梅雨の晴れ間がのぞいた通りでは、黄金色の花が咲き誇るゴールデンシャワーが
道行く人の目を楽しませているに違いありません。