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沖縄の稲作発祥の地「受水走水(うきんじゅはいんじゅ)」

お米マイスター
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約3年前の5月のこと。

「とうとうたどり着いた」という感じでした。
旧玉城村百名に位置するであろう場所。

『 受水走水 (うきんじゅ・はいんじゅ) 』

聞いたことありますか?
すごく・・・
いや、私的にはすごくロマンチックな場所でした(笑)。

新原ビーチ近くの農道を数百メートルほど奥(東北東)に進むと、
道端に「受水走水」と書かれた路標が立てられているのですが
路標から森に向かって細道を進むと、突き当たりに受水走水がありました。

受水走水は稲作発祥伝説の地であり、東御廻りの巡拝地のひとつでもあります。
『琉球国由来記』には「浜川ウケミゾハリミズ(神名:ホリスマスミカキ君ガ御水御イベ)」
と記されているのがわかりました。

偶然と言えば 偶然。

近くのcafe やぶさちを初体験したあとに、何気に走らせた車でたどり着いた場所だったので
思いがけない発見でした。

南城市では、途中、いくつもの聖地と言われる場所に出逢いました。

静かな場所で 豊かな水が流れており
すごく神聖な空気を感じです。

南城市玉城字百名の海岸近くにある二つの泉で、
西側を受水、東側を走水といいます。

受水に面して御穂田(ミフーダ)とよばれる田んぼがあり、
琉球における稲作発祥の地と伝えられています。
旧暦一月の最初の丑の日には、南城市玉城字仲村渠区の人たちによる
親田御願(ウェーダヌウガン)と呼ばれる田植えの儀式が行われていて
儀式は村の無形民俗文化財に指定されているそうです。

首里城の東方にある霊地を巡拝する、東御廻いの行事で訪れる拝所の一つです。

琉球国の稲作発祥の地と言われる受水走水。

アマミキヨによって最初に沖縄で稲作が始まった地、
という伝説の場所。

良く耳にするパワースポットがいくつかありましたが、
私にとっての一番のパワースポットだったかもしれません

あらためて沖縄=琉球に生まれたことを嬉しく思う時間でした。