
少し前に、美容効果が高いということで「ゴジベリー」というものが
流行ったのを記憶されている方も多いかもしれません。
ゴジベリーとは、クコの実。
あの杏仁豆腐の上にちょこんとのっている赤いアレです。
クコの実とは何ぞや
クコの実は、スーパーなどの中華食材コーナーなどにある場合があります。
ただ、ご家庭でそれを使う機会というのはあまりないかもしれません。
なので、「ゴジベリー」という名前でサプリなどが一世風靡したワケですが、
サプリはあまり摂りたくないという方や、お子様でも安心して口にできるものを
と考える方もいらっしゃるはず。
特に料理に使用する機会もなく、サプリを摂るまでは・・と思っていた私ですが、
その美容効果にはココロ惹かれたため、
クコの実を私はそのままかじっていました(笑)。
ドライフルーツのような感覚です。
世界三大美女と言われる楊貴妃も、その美しさを保つために
一日3粒のクコの実を欠かさなかったというエピソードがあり、
このことからも、クコの実の美容効果が高かった事もうかがえますよね。
クコの実の栄養成分として注目したいのは、
・オレンジの500倍と言われるビタミンC
・ポリフェノール類(ルチン・タンニンなど)
・カロテノイド類(β-カロテン・リコピン、ルテイン、ゼアキサンチンなど)
など、強い抗酸化力を持つ成分が豊富に含まれているということ。
まぁ、サプリで出回るくらいですから
もちろん女性に嬉しい効果がたっぷりなワケです♪
クコの実アレンジレシピ
少しクコの実についてお分かりいただけたでしょうか^^
それでは、杏仁豆腐以外のアレンジレシピのご紹介です。

クコの実の炊き込みご飯~♪
「お米に合うの・・・?」と恐れる声が聞こえてきそうですが💦
ちゃんと試しました(笑)。
作り方は至って簡単。
「私、簡単なものしか作らないので」(大門未知子風にお願いします♥)
お米を普通に洗い、クコの実をプラスして炊くだけ、以上。
きっと怖れながらチャレンジすると思うので、
最初は自己責任の取りやすい2合くらいのお米でお試しください。
今回私が炊いたのも2合。
クックパッドで見つけたレシピだったのですが、そこには
「お米2合とクコの実100g」とありました。
2合に100g、見ると分かると思うのですが、
めちゃくちゃ多いんです(▽//:)
なので、だいたい大さじ2くらいでいいと思います。
それから、このときは自宅に分づき米が少量残っていたので、
白米1:3分搗き米1:クコの実大さじ2の割合で炊きました。
(それが上の画像です)
水加減も特に調整しなくて大丈夫です。
炊き上がり、いざ実食!
ほんのり色づいたごはんで、ほのかな甘さがあり、
分づき米のプチプチ感と相まって、ごはんというものとは
なんとなく違う感覚になりました。
クコの実ごはん自体に少し味があるので、
しっかりめの味付けのおかずなどの方が
邪魔にならないかもしれません。
しかし、必然的に良く噛むので、満腹感も得られ
なんとなくダイエットにもつながるのでは・・と思いました。
白米オンリーより、雑穀や発芽玄米などと合わせてしまう方が
より食感も楽しめるのでオススメです!

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最高級の寧夏産大粒ゴジベリー 大粒クコの実 350g入り【クコの実・大粒350g】![]()
「薬膳」が気になったら
「薬膳」も幅広い知識が必要になるものですが、
自宅で家族や自分ケアに少し役立ててみたい、と思う方も多いはず。
私も入口はソコでした。
通信教育などでも教材がありますが、まずは身近な書籍などで
本当に勉強するほど興味があるものなのかを覗いてみるのが良いかと思います。
この本のレビューを少しご紹介しておきますね。
・写真が瑞々しく綺麗。
・レシピとエッセイの中間のような本で、使い勝手と読み応えがあります。
・日常の料理を改めて見直そうという気持ちになります。
・食事の基本を学び直した感じです。
・一つ一つに説得力というか、重みがありました。
レシピ100!みたいな役割の本ではなく、哲学的な要素?読み物?を
含んでいます。
・普段の生活に取り入れやすく、美味しそうで作ってみたいレシピが
たくさんありました!
著者を知っている方のコメントは
・麻木さんのインスタにはおいしそうな料理の写真があるので
期待して予約しましたが、レシピの数は少ない、
写真もあまりおいしそうでなく、期待はずれ。
という手厳しい意見もありましたが💦
「食」を流行り物として捉えない姿勢で薬膳は挑んでいただきたいと思います。
でも、確かに堅苦しいばかりじゃ続きませんよね。
入門編としておすすめなのが、こちら
実際、私も持っています(笑)。
漫画調で書かれていますが、要所要所をきちんと押さえながら、
それでいて手に入りやすい(コンビニでも入手できそうな)ものをチョイスし、
女性が気になるアンチエイジングや美白、気になるココロのケア食材なども
掲載されています。
「薬膳、難しそう・・。でも気になる。」
という方にはぜひぜひこちらをオススメします♪
こぼれ話。

冒頭で少し触れた「杏仁豆腐」。
こちらも薬膳の素材なのですが、
杏仁を「あんにん」と読みますが、「きょうにん」と書かれていました。
中国のデザートで定番の杏仁豆腐はとても歴史が古く、
清朝では宮廷料理として提供されていたそうです。
この杏仁豆腐には美容効果もたくさん含まれているんですよ♪
アンズの種子の中にある仁(さね)を取り出したもので、
咳の症状を緩和させたり、痰を切りやすくする作用があります。
また、潤腸作用があり便秘の解消にも用いられます。
ただ、大量に服用すると青酸中毒を起こす可能性があるので
大量服用は厳禁だというから、お気を付けください。
何事も摂り過ぎは禁物ですね。
この杏仁には種類があり、苦みの強い苦杏仁(クキョウニン)と、
甘みのある甜杏仁(テンキョウニン)。
前者は薬用、後者は杏仁豆腐などのお菓子の材料として
用いられているそうですよ。
今回、クコの実ごはんに使用した分づき米や発芽玄米のお話しはこちらにもあります。
⇒玄米と発芽玄米の違いとは?
⇒胚芽米と分つき米、どう違うの?
それから、「食べ物をおいしそうに撮りたい」という方へ
参考になれば、という想いでつづったページもあります。
⇒スマホで食べ物をおいしそうに撮るコツとは