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桃の節句

食育
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3月3日はひな祭り。
沖縄では旧暦の3月3日に「浜下り(ハマウィー)という女の子の節句があります。なので、沖縄的な3月3日は来月になります(笑)。
ちなみに、少しだけお話しすると、その浜下りでは潮干狩りをします。今では親子で楽しむ行事として行われていますが、昔は”潮水に手足を浸して穢れを落とす”儀礼だったのです。その由来はまた、その時期くらいにお話ししますね。


ひなまつりの定番メニューと言えば、ちらし寿司と潮汁。ちらし寿司の可愛いレシピやアレンジなどは、多くのサイトにあるので私は違う方向にします(笑)。
潮汁と言えばはまぐり。なぜはまぐりなんだろう?と思いませんか?偶然、今日目にしたのでお伝えしておきますね。

はまぐりは対になっていた貝以外とは合わないことから、理想の夫婦像の象徴と言われてきました。ムスメを持つ親たりは、そんなはまぐりに「我が子が幸せな結婚生活を送れますように」との願いを込めてきたようとのことでした。

そんな逸話を想いながら作るのもよし、いただくのもよし。
「食」とは人を良くすると書きます。想いを込めて作る、想いを感じていただく、それが食育の形だと考えています。

さて、最後のお話しは主役のお雛様です。

恥ずかしながら最近知った「ゴスロリ雛人形」。SNSで話題のようですね、調べると関連記事がたくさん出てきました。

今までにないコンセプトでありながら、昔と今をこうも綺麗に合わせることができたのかと目を惹きつけて離さないその風貌もさることながら、人形工芸士の方の想いに感銘しました。

1,000年も続くとされる日本の節句の人形から考えると、まさに革命ですよね。「雛人形とはそういうものだ」というイメージに対して「本当にそれでいいのか」という今は亡き人形工芸士の後藤さんの想い。

一通りの基本を身に着けたからこそできた応用です。そして、「そのものを1つの目でしか見なければ、それはただ1つの見方しかできない。しかし、そこに本質を見出すことができれば、それは何通りもの掛け算として生まれることができる」と、私は商品開発や品質管理をそういう目でみてきました。後藤さんと直接お話ししたわけでもなく、ネットでその存在を知り、書かれている記事を読むことしかできませんが、想いは同じような気がしてなりませんでした。

今年のひなまつりは、そんな食へ込めた想いや人形へ込めた愛情を感じながら過ごしてみませんか♪