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「今」できること

ぶらっと記
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北谷町熊本地震チャリティライブ

17日日曜、熊本地震災害義援金チャリティーライブを開催しているところへ
偶然遭遇することができました。

ライブでは、モンゴル800・古謝美沙子さん・フィフスエレメンツの歌、
大道芸では、チョンダラーズ・琉球パフォーマンスコネクションなどの野外ライブ。

初めて見た「チョンダラーズ」のパフォーマンスは、今までにないものでもあり
それがすごく新鮮で、笑いと「私には何ができるのか」を考えさせた瞬間がありました。

あらためまして。

平成28年熊本地震によりお亡くなりになられた方々。
被害を受け、未だ治まらない地震に対してご心労が続いておられる方々に
謹んでお見舞いを申し上げるとともに、
現地で復旧作業に従事さえている方々や各団体の方々に
感謝を申し上げます。
どうか、二次災害にお気をつけていただきたいと思います。

突き上げるような地震があると報道されています。
同時に激しい横揺れがあると報道されています。

おにぎり2個をもらうために2時間並んだという
沖縄県出身アーティストのブログや、
言葉も分からない場所で被災してしまった外国人の観光客の方は
どうしているのだろうとか、

あの笑顔が、今どうしているのか。

大好きな九州、たくさん出逢ったあたたかい心、
くったくのない笑顔を思い浮かべると、
とにかく早く落ち着くことを祈るばかりです。

九州の紅葉

2011年
九州へ

2014年
in 熊本1日目|お米マイスターのお米旅♪
お米マイスターのお米旅♪|産山米@九州2日目由布院のお米@大分|2日目お米旅
みやま米@お米旅in福岡|3日目♪

2015年
九州めぐり
熊本県の田園風景

被害の大きい熊本には、様々な工場が集中しているため
部品の供給が行えず、生産をストップしていくところもあるようです。

東日本大震災の傷跡も癒えぬ間に・・という感じもありますが
「日本」という国自体が試されているのかもしれません。

私の住む沖縄では、台風などへの意識はあるのですが
地震に対しても無縁ではないということも頭に入れていてほしいと思います。

南海トラフ
(琉球海溝では歴史文献が少ないこともあるのですが、
これまでに大きな地震の記録がなく巨大地震は発生しないとされていた。
しかし、数千年に一度、推定M9クラスの超巨大地震が発生する可能性があることも
近年では指摘されているとのことです。)

たしかに頻発地帯というわけではありませんが、
歴史的にみても沖縄には確実に大きな地震は起こっています。

直近の大きな地震は
・1911年6月15日午後11時25分
(1911年には死者1名、負傷者6名、那覇市内の石垣崩壊318ヶ所の被害)
・1909年8月29日午後7時30分
(死者2名、負傷者13名、石垣崩壊1021ヶ所、家屋全壊7戸、半壊9戸の被害)
の沖縄本島で起こった地震で、震度は定かでありませんが、
おそらく震度5以上であっただろうと言われています。

そのほかにも1882年7月15日午前1~2時に推定震度5の地震が発生。

地震の揺れよりも恐ろしいのが津波の影響です。
四方を海に囲まれた沖縄では地震そのものより、むしろ
その後に来る津波の被害のほうが甚大になるといえます。

1771年の有名な明和の大津波(乾隆大津波)は
先島を中心に1万人以上の死者を出しており、これを機に八重山の人口は激減し、
王国滅亡まで、ついに津波以前の水準に回復することはなかったそうです。

そして、大津波はこの時ばかりではないことが、最近の調査でわかってきています。

1771年だけでなく、約500年前、1000年前、2000年前、
2400年前、3400年前にも大津波が南西諸島を襲った可能性が指摘されています。
考古学調査からも地震の際の亀裂や津波による土砂体積が見つかっています。

つまり、沖縄では1000年に1、2度の頻度で大津波が襲っていたことになります。

必要以上に怖がることはありませんが、
沖縄でも常日頃から地震・津波を想定した防災の意識を持っておくことは大事です。

名言ポストカード画像

今回の熊本の復興活動を迅速に行うために、
「寄付金」と「義援金」と「支援金」の違いを理解しておくことは大切です。
寄付したお金がどのような目的で使用されるものなのか、
今後の復興活動のためにも知っておくべきことではないでしょうか。

「義援金と支援金のふたつがあるが、その違いは?」

義援金は通常、複数の法律を組み合わせて解釈すると、
日本赤十字社と、赤い羽根で知られる中央共同募金会のふたつで使われるとされます。
街頭募金や企業、団体等を通して集められた義援金は赤十字社に送られ、
総額が被災者に平等に分配されることになっているのです。

「寄付金」とは・・被災者支援活動をする団体(主にNPOや自治体)へのお金。
このお金は公共道路や湾岸の復旧支援事業のために使用されることが多い。

「義援金」とは・・被災者に直接渡されるお金。
しかし、平等に渡すために事故からしばらく経ってから配布される。

「支援金」とは・・被災地で活動を行う団体や機関(NPO・NGO)に対してのお金。

「東日本大震災で被災者が一番困っている時に義援金は支払われなかった。
せめて義援金の1割でいいからNPOに回せばすぐに役立った」
という、NPO市民福祉団体全国協議会の田中尚輝専務理事の方の言葉もありました。

行政に比べて規模は小さいが小回りの効く、NPOはいくつかあります。
もし、NPOに寄付していたらどうなっていただろうか?

寄付する時にどこに支援することが最適なのかを考えることも、
復興のスピードを左右するのかもしれません。

そして、寄付金の使用目的が明確になっている団体
(例えば、子供支援に使われるのか、老人介護に役立つのか)など、
活動内容を明らかにしている団体を選んだほうがよいですね。

今回、個人で動くという方もいらっしゃれば
amazonで購入し、届け先を被災地に設定して・・という方法を取られている方も
いらっしゃるようですよ。

個人レベルでできること、小さなことでもできることが
きっとあると思います。