沖縄市の小学校のキャリア教育授業へ参加してきました。
今回で3回目ですが、学校や子ども達が変われば授業の雰囲気などもだいぶ変わるものです。
今回は、
・お米マイスターとは?
・仕事内容
・この仕事に就いたきっかけ
・小学校時代
・仕事をしてよかった点・大変だった点
・メッセージ
という順序で行いました。
前回と違うのは、小学校時代やきっかけ、よかった点、メッセージなどに大きく時間配分したところかもしれません。
<関連過去記事>
・小学校キャリア教育授業プログラム
・小学校キャリア教育授業~新しい取り組み~
・子ども達の想い-キャリア教育授業のその後
少し荒れていた時期もあったという子ども達だったそうですが、それを微塵も感じさせない、元気いっぱいで人なつっこい、本当に「子どもらしい子ども達」でした。
お話を後で伺ったときに(もちろん基本は家庭ですが)学校や地域など、まわりの大人の接し方で変化は起こるということを実感させられました。
この活動を通して、子ども達がより良い将来を思い描けるように、どこをどのように強化して構成していけばいいか・・などを考える上でもすごく良い機会になりました。
やはり、毎回学びになります♪
「好き」を仕事にしていくことは、良いことも逆に大変なこともあります。
好きだから頑張れるという面と、好きだったはずなことに、社会的な役割やお金(売上)などを見出ださないといけないときのギャップに逃げたくなったり・・・
でも、私が経験してきたことは、「だからこそ頑張れる」「やっぱりこれが好きなんだ」という気持ちを自分の中にみつけたとき、自分自身の何よりも強力な生きる武器になります。
まだ未来が大きく広がっている小学生のうちに、このようにたくさんの仕事をしている方々のお話を聞いたり知ったりできることは、素敵な機会です。
どうか、それらに自分の長所の接点を見つけたり、苦手な部分をみんなどのようにクリアしていったのかを感じてほしいと思います。
今みんなが勉強したり感じたりしていることは、すべて、将来への貯金となっています。
今は信じられなくても、実際にみんなと同じ小学生をして、大人になった私が保証します。
みなさんが「これだ!」と思える道を見つけることが、今回集まったいろんな講師の方々や、学校の先生、みなさんの家族の願いです。いろんな経験をし、たくさんの勉強をし、友達や家族と関わり合いながら、「負けないココロ」を見つけてください。
みなさんにはそれができます。
そして迷ったときには必ず、まわりの大人や先生、お父さんお母さん、友達に声をかけていきましょう。
その繰り返しが、ぜったいあなたを大きくします。
いつでも応援しています。
こういう場所で初めて友人に出会い、うれしかったです。同じく「好き」を仕事にし、誇りをもって頑張っている姿に私自身へも刺激になりました。
コーディネーターさん、今回も素敵な機会をありがとうございました。
私自身の子育ては、ある意味ひと段落してはいますがこういう風に、『今』の子ども達に接することで見える家族や時代の背景に触れることが、伝えたいことをよりリアルタイムで考えることができるんですね。
お米を通して「食育」を伝えたい、という想いは変わりません。
でも、時代や背景が変われば、その伝え方を変えていかなければ届かないものもあります。
お米マイスターお届けコラム「ななむすび」