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リンゴ酢とビオフェルミンって効果ある?

ダイエット
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リンゴ酢とビオフェルミンを一緒に飲むと痩せるらしー!

という動画がアップされてから、一気に流行りだしました。
<参考記事>
リンゴ酢とビオフェルミンでダイエット
リンゴ酢とビオフェルミンの飲み方

酢には脂肪燃焼効果や太る元、血糖値の急上昇を抑えたり、結果脂肪を溜めにくくしてくれたり、コレステロールを抑えたりという効果があるのですが、数多くの酢の中で「なぜリンゴ酢なのか」ということですが



リンゴ酢は、他の酢に比べて” 酢酸 ”という成分が多く含まれているから

ということが一番の理由なようです。

それもそのはず・・
その酢酸で腸のぜん運動が活発になって、便秘解消やダイエット効果につながるというようなことを聞いたことがあります。

リンゴ酢とビオフェルミンを一緒に飲むという方法が今回流行る以前から、リンゴ酢にはダイエット効果があるって言われていたし、実は小さいころ、父がひと夏でアホみたいに激痩せした時があったのを覚えています。聞くと「水替わりにバーモンド酢飲んでただけ」という衝撃の事実!ただ、酸っぱいのが苦手で、当時私自身が試すことはなかったのですが。

では、リンゴ酢ともう1つの気になるキーワードがビオフェルミン。

ビオフェルミンは痩せ菌と言われる乳酸菌が含まれる整腸剤・・・ですよね。では、なぜこの「酢酸+乳酸菌」を掛け合わせると痩せるのか?

簡単に言うと、こうです。

乳酸菌がリンゴ酢の酢酸を餌として食べて繁殖します。そして、そのまま乳酸菌が大腸に住み着いてデブ菌と呼ばれる悪玉菌をやっつけてどんどんその数を増やしていく・・という仕組み。

ビオフェルミンに含まれるのが、リンゴ酢の酢酸菌の餌、乳酸菌なのです。

同じようなタイプの整腸剤も数多くありますが、私が密かに注目するのは「ビオスリー」。
こっちは生きている乳酸菌・酪酸菌・糖化菌の3つの善玉菌が配合されている整腸剤でした。腸内環境を整え、便秘・下痢・軟便・腹部膨満感などを改善、、と。

ビオスリーHi錠 270錠【指定医薬部外品】
整腸剤 [酪酸菌/糖化菌/乳酸菌 配合]
錠剤タイプ [腸内フローラ改善/腸活] 

ビオスリーには3種類の菌が配合されているため、相乗効果が得られます。ビオスリーにはビフィズス菌は入っていませんが、糖化菌の産生物がビフィズス菌の増殖を助けます。3種類の菌が互いに助けあうことで、単独でとるよりも善玉菌が増え、より高い整腸効果が得られます。

見ていくとビオフェルミンにも種類があって、よく見かけるものは乳酸菌だけのようですが、こちらの新ビオフェルミンSプラスは、ロンガム菌をプラス、人の腸と相性のいい4種類の乳酸菌を配合、小腸から大腸まで広くはたらく乳酸菌が、悪玉菌の増殖を抑え乱れた腸内フローラを整えるのだとか。

新ビオフェルミンSプラス錠 360錠 [指定医薬部外品]
整腸剤 [乳酸菌/ビフィズス菌 配合] 腸内フローラ改善 

なんだか・・・ビオスリーか新ビオフェルミンSプラスの方が良くない?
(ビオフェルミンはいくつかタイプがあって、それによって含まれる成分も若干異なるようなので、購入の際にはお好みに合わせて確認することをお勧めします。)

で、このリンゴ酢とビオフェルミンを飲む上での注意ポイントは何だろう?と見ていくと、大体の方がリンゴ酢は果糖ブドウ糖や砂糖や添加物の入っていない純リンゴ酢を選ぶことがポイントだそうな。確かに、ダイエットを目的としているのに糖はなるべく避けたいものだし、実は添加物や砂糖類も悪玉菌の大好物!ということは

添加物=太る

とするのなら、ビオフェルミンの成分も添加物なのでは・・??となります。

確かに、普通に考えると水分や錠剤だけでは腸のぜん動運動を活発にはできない気がします。食べ物を送る力がぜん動運動=内臓の運動。ぜん動運動が弱いのは、食物繊維が十分摂取できていないということになります(だから便秘になる、ということですね)。

ある方によると、内臓に運動をさせる消費活動の方が自分自身がウオーキングするよりもカロリーを消費してくれることから効率がいいと話していました。ということは

リンゴ酢+ビオフェルミンより痩せるのは
リンゴ酢+乳酸菌を含む食物繊維を摂ること

ということになってしまいます(笑)。

乳酸菌を(しこたま)含む発酵食品代表格納豆
納豆に付属のタレではなくリンゴ酢をかけて混ぜるのが旨いそうです(すみません・・納豆が苦手なので、それについてはコメントできかねますm(._.)m)。

ぬか漬けも、乳酸菌を含む発酵食品
熟成すると1gあたり10億個の乳酸菌に増殖するというのは縁の下の力持ち的立役者ですね。食物繊維のある野菜でもあるので、リンゴ酢と少しお醤油をかけて食べると美味しいです。

そしてこれからの時期に嬉しい味噌汁
味噌は古来より日本にある発酵食品。具沢山の味噌汁は、暴食も防ぐこともできて一石二鳥♪無添加のお味噌をチョイスすると完璧ですね。

どうも忘れがちですが、日本には発酵食品が身近に存在します。それらはほぼ、植物性の発酵食品。植物性の発酵食品は動物性に比べ、生きて腸まで届きますし、おまけに味噌汁は体を温める効果もあります。

活用しない手はありませんね。

では、続けてリンゴ酢。

リンゴ酢についてのあれこれは最初の方でお話ししているので、どのように飲んでいくかを見ていきましょう。リンゴ酢を混ぜるオススメの飲み方は3つ。

リンゴ酢サイダー
甘味料の入っていない炭酸水コップ1杯に、大さじ1〜2を混ぜて飲む。
・炭酸水にはダイエット効果がある
・食欲の安定
・腸内環境の改善

リンゴ酢はちみつ
リンゴ酢大さじ1〜2杯に、はちみつスプーン1くらいを混ぜて飲む。
・酸味が抑えられ甘みがプラスされ、比較的飲みやすくなる

*はちみつの糖は比較的血糖値をあげにくい特殊な糖で、さらに寝ている間の成長ホルモンの分泌を促し、体脂肪を燃焼させるような相乗効果のダイエット効果もあります。ただ、はちみつはスプーン大さじ1以上は避けましょう。甘みがあるぶん飲みやすいので飲みすぎには注意です。

リンゴ酢黒酢
ダイエット効果を倍増させる黒酢、とも言われています。
分量はリンゴ酢大さじ1に、黒酢小さじ1〜大さじ1程度がオススメ。その分酸味は増えてしまいますが、ストイックにいきたい方にはぴったりかも(汗)。

リンゴ酢は調味料として分類されているので数多くの種類があります。味をマイルドにするために甘みをつけたものは論外と考えましょう(梅干しの歩んできた道と似てますね)。せっかく習慣化できてもジュースを摂取しているようなものです。

ではここで、避けるべきリンゴ酢の飲み方

NG① )甘みを足しすぎる
コップ1杯の水に大さじ1〜2のリンゴ酢が目安です。飲みやすくするためにシロップや砂糖を入れると余計な糖質の余計な摂取につながるのでやめましょう。

余談ですが、冒頭あたりに出てきたバーモンド酢もリンゴ酢の部類ではありますが、どんなに無添加を探しても最低限のものは梅、蜂蜜、醸造酢が原材料のものでした。結構甘かったのかもしれません。それで痩せた父は日常が体を動かす仕事だったことがあってバランスが取れていたのかもしれませんね。

NG② )ハチミツも糖分を含むということを忘れずに!

NG③ )食事の調味料として摂取する手も。
酢納豆や酢キャベツ、ドレッシングの代わりにリンゴ酢と塩胡椒やハーブ入りスパイスと組み合わせるのは、ほんとに美味しいです。

NG④ )リンゴ酢の摂取量が少ない
飲みづらい、胃腸が弱いなどの事情があるにせよ、少量の摂取だとダイエットの効果につながらないので、ストレスを抱えるだけでプラスになりません(泣)。体に合わないならやめる勇気を持ちましょう。

ダイエットはリンゴ酢とビオフェルミンだけではありません。ダイエットって、基本的な考え方として「毎日継続」が大事です。無理せずしない、習慣にできるかどうかです。

だって、摂取カロリーと消費カロリーの対比がおかしい=食べ過ぎはフツーに太ります。それを変更せず、ただプラスしてリンゴ酢を飲んでも痩せませんよ〜!

リンゴ酢とビオフェルミンの組み合わせは、ダイエットの効率のブースト的存在。

  1. 腹八分
  2. タンパク質・食物繊維の摂取
  3. 糖質・脂質のコントロール
  4. 栄養バランスよく3食
  5. 適正な水分補給

この5つは、確実に痩せるための基礎中の基礎だと思います。
これを抑えた上でリンゴ酢を活用するようにしてみましょう。「継続できないのはお金と時間の無駄。情報を取り入れ、すぐに始める姿勢は素敵ですが1日2日でやめてしまう方が多かったり買っただけで満足しちゃう的な」ということを話している方がいました。

私自身同じようなパターンになることもあるので少し耳に痛いですが(笑)、何キロ痩せたいというのは、まだ漠然とした目標!より具体的に痩せてどうなりたいのか、痩せることでどんな未来になるのかなど具体的にイメージしてみましょう。

万年ダイエッター卒業しよ!

「食べてないのに痩せない」、それきっと間違いかも!?」と思いがちな方は、こちらもご参考ください→ 「食べてないのに痩せない」、それきっと間違いかも!?」


痩せたいために、極端な食事になっていませんか?
健康に理想の体重にするために最初に心がけたいこと、きちんと食べながら痩せる、ということのポイントとは?
=目次=
1章 「少し痩せれば?」
2章 単品ダイエットの落とし穴
3章 炭水化物抜きって実は・・
4章 お米好きのための「ごはんダイエット」のポイント
5章 私のおデブ人生を変えた叔母の教え
6章 痩せるご飯の食べ方3選
7章 「味覚トレーニング」で過食を防ぐ
食べて痩せる 2022年度版