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炭水化物抜きを考える|お米マイスターの食育

お米マイスター
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5月8日、沖縄では「ゴーヤーの日」♪

ゴーヤーは江戸時代に中国より伝来し、沖縄や南九州で普及。
ゴーヤーは沖縄での呼び方で、果皮に独特の苦味があり、
形がウリに似ていることから“苦ウリ”と呼ばれているものです。

ミネラル、ビタミンが豊富で低カロリー、
加熱しても壊れにくいビタミンCがたっぷり含まれていて、
老化を早める要因とされる活性酸素の発生を抑制する働きや、
慢性疲労の軽減、消化不良や貧血の改善などに効果があります。
苦みの元はモモルデシンという成分で、胃腸を刺激して
食欲を増進させる働きがあり、夏バテや夏風邪予防によい野菜です。
また、カリウムが豊富で発汗作用があり、身体から熱を取る働きがあります。

ゴロ合わせはもちろん、沖縄では5月からゴーヤーの出荷量が
増える事から制定されましたようです。

我が家でも今年初の「ゴーヤー」を炒めた
ゴーヤーチャンプルーが食卓に上りました^^

こんにちは。
五ツ星お米マイスター、渡久地奈々子です。

今回は、ゴーヤーのお話・・ではなく
どちらかというとお米でもなく、食育かもしれません。

地元新聞掲載コラム「ななむすび」でお届けしていたお話、
4月は「炭水化物抜き」ダイエットについて
綴っておりました。

炭水化物抜きや糖質オフダイエットも、
度を過ぎるとカラダに影響を及ぼします。

ファスティングダイエット、以前、講師もなさっている方に
お話を聞いたことがあり、「リセットする」という意味では
納得しました。
こういうダイエットや健康法は、自己流ではなく
一度きちんと説明を受けてから行うことをオススメします。

また、以下のことも注意としてあがっているので
把握しててほしいと思い、綴っていますのでご参考に^^

炭水化物抜きの影響

■炭水化物は善玉菌の素になるので、
炭水化物を抜くと悪玉菌が増える!?

腸を美しく保つために、実は炭水化物は必要だということを
ご存知でしょうか。
腸内で悪玉菌を増やす素になるのがたんぱく質で、
善玉菌を増やす素になるのが炭水化物。

炭水化物抜きダイエットを続けると、腸内の善玉菌が減ってしまい、悪玉菌が繁殖してしまいます。
悪玉菌が発する有害なガスは便秘を悪化させたり、
老廃物を腸内に長く滞らせたりしてしまいますので、
美腸のためにも適度な炭水化物を摂るようにしましょう。

ご飯を抜くと、筋肉が減っていく?

脳の唯一のエネルギー源は糖質ですが、脳は脂肪をエネルギーとして利用することができません!

ですから、ごはんの量を減らし糖質の摂取量が不足してくると、脳は非常食として
肝臓や筋肉に蓄えておいたグリコーゲンを消費します。

しかし、「ごはん抜きダイエット」を続けていると
やがて非常食であるグリコーゲンは枯渇します。そうなると、脳は糖質を確保するために
筋肉を分解し、消費し始めるのです。
そのため、本来減らしたいはずの脂肪には手がつけられず筋肉が減っていくと言われています。

そして筋肉が減ると基礎代謝が低下するため、太りやすい体になっていくのです。
ごはんをきちんと食べることこそが、ダイエットの基本です。

ご飯のほうがたくさん食べられる!

パン・麺類・ご飯では、同じ食べるのなら、ご飯のほうがたくさん食べられるというのを
ご存じでしょうか?
糖尿病の食事療法で用いられる
『食品交換表』食品交換表では主食のグループで、
「食パン30グラムと、ご飯50グラムを交換することができる」といった具合で、
同じカロリーでもたくさん食べられるんですよ。
たくさん食べられて満腹感が得やすいごはんを上手に取り入れて、
健康で美しい体を手に入れましょう!

■お米をしっかり食べることでの「効果」

三大栄養素の摂取比率は
「炭水化物:タンパク質:脂質」=「6:2:2」
といわれます。

つまり、6割が炭水化物

それって、炭水化物が体にとって大切な役割を果たす栄養だということを示しているのです。
そういうことから考えても、これを抜きにするダイエットが体に影響を及ぼさないわけがありません。

エネルギーに変わるご飯やパンなど、主食の炭水化物を抜けば、早くやせるのでは … ?
きっと、そんな理由から“炭水化物”ダイエットをする人が増えているはずです。
ご飯は食べてないけれど…
最近「太るからご飯は食べないの!」と言って、炭水化物(主食)抜きダイエットをしている人がいます。

この方法の大きな落とし穴・・・それは、お米を減らしても、絶対量の物足りなさから
おかずを食べ過ぎてしまっている傾向があるっていうことです。
せっかくご飯を減らしても、脂肪分の多いおかずを知らない間にたくさん食べていたら、
痩せるどころか逆に太ってしまいますね。

お米は脂肪になりにくい?

お米は脂肪になりにくい? というと、どう思うでしょうか(笑)
ダイエットでは敬遠されがちな『お米』ですが、ちなみに
炭水化物と脂質のエネルギーを比較してみると、炭水化物では1gあたり4kcalで、
脂肪1gあたり9kcalと半分以下なのです。
そして『お米』の良いところは、消化・吸収がゆるやかなため、腹持ちがよいというところです。
また、粒状のものを食べるので、かならず噛まないといけません。

よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べすぎを防ぐ効果があるんです。
そして、インシュリンの分泌を促進させないため、脂肪がつきにくいんです。

“お米の消費量が年々減少傾向にある”というのは、
皆さんご存知の通りかと思います。

“生活習慣病や肥満などが年々増加傾向にある”というのもご存知ですよね。
お米は太るといわれているのに、なぜ消費は落ち込んでいくのでしょう?

そこをもう一度、きちんと考えてみてほしいと願います。