『秋』食べ物のおいしい季節となり、旬の食材が豊富になる秋でもあります。
お米も旬となり、新米が続々入荷されてまいりました。
ウチでも、8月の早場米のミルキークイーンと金峰こしひかりを皮切りに、
今月初めでは、ひのひかり・伊佐ひのひかり・新潟こしひかり・はなさつまが
出そろいました。
残念だったのが、あきほなみのGETが難しそうなこと・・・
感動を覚えるほどの炊きあがりのつや感はピカイチ♪
粒も大きめで、リゾットを作ることのあるイタリア料理の友人講師からも
好評の逸品でした。
ちょっとでも入荷できたら嬉しいな^^
さて、今回は「食欲の秋」ならではの問題(?)へのアプローチです(笑)。
様々な情報やダイエット法が広がる中、「炭水化物抜き」という
このダイエット法の影響で、「お米(ごはん)を食べると太っちゃう……」と思っている方も多いのでは?
正しい「炭水化物抜き」があるのか
女性の永遠の課題No.1とも言うべき、“ダイエット”。
昨今、根強く注目を集めているのが、“炭水化物抜きダイエット”。
多くの方がご存じかと思います。
このダイエットは、体内に入ってくる糖質を減らすことで、血糖値の上昇を穏やかにする減量法です。
■お米(ごはん)を食べる人ほどダイエット回数が少ないことが明らかに
ある調査によると、ダイエット経験者へ、これまでに何回ダイエットしましたか?
と聞いたところ、ほぼ毎日お米を食べる派は、「2~3回」との回答が最も多くなりました。
これに対し、ほとんど食べない・まったく食べない派は、「11回以上」が最も多い結果となり、
お米摂取頻度が低い人ほど、ダイエットを繰り返していたのです。
さらに、今回のこの調査では、お米(ごはん)をほぼ毎日食べる派の人が
最も体重の変動が少ないことも分かったようです。
実は、お米は“美と健康”を保つ上で大切な役割を果たす食べ物であると言われています。
それは、さきほどの某調査結果で出ていたように
お米を毎日食べる人は、ごはんをしっかり食べても体型を維持していることが分かりました。
■適切に炭水化物を抜く3つのポイント
冒頭でもお伝えしましたが、適切に炭水化物を減らすと体内の血糖値の上昇が抑えられ、
体内に溜まった脂肪がエネルギーとして消費されやすくなり、
ダイエットに効果があると言われています。
ただ、炭水化物の摂取を急激に減らすと、
・脳が栄養不足に陥ってボーっとする
・体内のたんぱく質が分解されて、疲労が溜まりやすくなる
などのデメリットもあります。
そう、誤解されがちな部分でもあるのですが
「適切に炭水化物を減らすと・・・」の適切、というのが抜け落ちている場合が多いのです。
そこで今回は、炭水化物抜きというよりも
ある意味「ごはんダイエット」とも言うべきポイントを3つご紹介しましょう。
お米好きのための「ごはんダイエット」のポイント
(1)夕食時の炭水化物を控えめにする
全ての炭水化物を一気に抜いてしまうと弊害が出る恐れがあるので、
まずは、夕食時の炭水化物を控えることから始めましょう。
よく噛んで食べれば、血糖値の上昇も抑えられます。
また、咀嚼による満足感も得られるのでお勧めです。
(2)ビタミンB1、B2と一緒に摂る
炭水化物とビタミンB1、B2を同時に摂取すると、
糖質が効率よくエネルギーに変わります。
ビタミンB1が多く含まれるニラ・ニンニク・ネギなどがお勧めです。
(3)彩りよく食べる
ビタミンB1が……と言われても、何にどんな栄養素が含まれているかは、
なかなか覚えられないですよね。
そんな時は、食卓に並ぶ料理の彩りが綺麗になるようなメニューを選ぶようにしましょう。
様々な食材を使い、風味や味付けにバリエーションをつけたお料理は
自然と栄養バランスが取れ、五感を刺激し、脳にとってもよい刺激を与えますよ。
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次回は、こちらについてお話していきますね♪