沖縄でも冷え込む日が続いている今日この頃。
夕ご飯に鍋かおでんか、と悩むこともあるのですが、
この日頭に描いたのは、冷え症に悩む娘の姿。
鶏肉、ねぎ、にんにく、もち米、しょうが。
カラダを内側から温める食材オンパレード、
“冷え”にぴったりのメニューと言えば・・
最強の温め効果「サムゲタン」!
冷えるタイプには大きく分けて4つあることを聞いたことがあります。
1・全身冷えタイプ
2・貧血冷えタイプ
3・ストレス冷えタイプ
4・内臓冷えタイプ
このすべての冷えタイプに効くというのは嬉しいですよね。
ぜひぜひ、内側からじんわりと温まるのを感じてほしいものです♪
サムゲタンをきちんと作るのは理想的ですが、
“「あ!○○が無い!!」などで思うように作れない”
“よく使用する食材ではないものを用意するのも・・”
と思い躊躇してしまうこともあるのではないでしょうか?
私はそう思ってしまいました(笑)。
鶏骨つきもも肉が無ければ手羽中を、
もち米が無ければミルキークイーンを、と少しアレンジのサムゲタン。
鶏肉に関しては、うまみが骨と身の間から出るので、
なるべく骨付きをお薦めします。
おいしさが断然違います。なければ、ぶつ切りのもので代用O,k
ミルキークイーンを使用してみようと思ったのは、
お米のもっちり感成分「アミロペクチン」含有量が、より高いからです。
本来“白米”として食しているうるち米でのアミロースとアミロペクチンの含有比率が
およそ2:8なのに対して、「もち米」はアミロペクチンのみで
アミロースを含んでいません。
このアミロペクチンがお餅の粘りのもとなのです。
簡単「サムゲタン」の作り方
さて、今回私が作ったサムゲタンのレシピです。
<サムゲタン:2人分>
(材料)
・鶏手羽中 6~8本
・ねぎの白い部分 半分
・ねぎの青い部分 適量
・しょうが 半分
・にんにく 1かけ
・もち米 大さじ2
・塩 小さじ1/2
・粗びき塩コショウ 適量
(作り方)
①もち米は軽く洗い、ざるに上げます。
ねぎの白い部分は約4cmほど、青い部分は小口切りにします。
しょうがは皮つきのまま薄切りに、にんにくは縦に4等分しておきます。
②鍋に手羽中、ねぎの白い部分、しょうが、にんにく、もち米と
水31/2を入れて中火にかけ、煮立ったらアクを取ります。
弱めの中火で25~30分ほど煮ます。
③塩を加え、ねぎの青い部分をのせ、粗びき塩コショウを振ります。
以上。
材料も作り方もいたってシンプル、丁寧に煮込む以外のコツも必要ありません。
もち米の効果とは
今回もち米のかわりにミルキークイーンを使用したのですが、
なぜサムゲタンにはもち米が必要なのか、ということを考えてみました。
うるち米には消化機能を高めたり体力をつけたりする働きがありますが、
もち米にも同様の働きがあるほか、体を温める作用もあるため、
冷え性の改善や疲労回復に効果的といわれています。
ただし、のぼせやすい方や肌に吹き出物がある方は注意が必要です。
食べる量や体調によっては、体が温まりすぎてのぼせや肌の炎症が悪化することもあります。
また、もち米も米と同様に、消化に負担がかかって水の代謝を悪化させることもあるため、
消化機能が弱っているときには、おかゆにして食べるなどの工夫をするのがおすすめです。
このことから、カラダ温めごはん「サムゲタン」には
本当はもち米を使用したいところですね。
もち米を使用したレシピも、少しづつ掲載していけるように頑張ります☆