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田宮さんの呟き(2020年10月12日)

米の品種
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田宮さんから、今日のお米からの言葉をお届けします。

その日読み取るお米の銘柄のご紹介と、そのお米からのメッセージです
(⋈◍>◡<◍)。✧♡

今日のお米「結びの神」

三重県は、伊勢神宮をはじめとして
世界遺産熊野古道や二見浦、伊賀上野などからも観光地としても有名ですが、豊富な自然から「松阪牛」や「伊勢茶」などのブランドをはじめ、米や小麦の栽培など農業も盛んです。

今日ご紹介するのは、そんな三重県のお米「結びの神」。

「結びの神」の品種名は平成12年から12年の歳月をかけて、三重県農業研究所が開発した「三重23号」というお米。粒が大きくて美しくおいしい三重県生まれの新しいお米で、コシヒカリに代わる新しい三重ブランド米として、年々生産が拡大しています。

さて、この「三重23号」のうち、
・「みえの安心食材認証」を取得した生産者により生産されたものであること
・タンパク質が6.8%以下(水分15%換算)であること
・一等米の格付けを農産物検査により認められたこと
という基準を満たしたお米が「結びの神」となります。

「猛暑でも安定した収穫量で高い品質、そして、美味しいお米」を目標に、50万株以上の中から選び抜かれて生まれました。組み合わせる食材の味わいを引き立てる米として、県内外の寿司店やホテル・飲食店等で利用されています。

稲作の原点である土づくりに松阪牛の牛糞堆肥使用や、できる限り農薬の使用を抑えるなど、自らの栽培地域の自然環境への配慮を行うとされ、理想とされど手間暇もかかることから、なかなかできない取り組みをなさっています。

「結びの神」の由来は”食、地域社会、自然などと、人との間でつながりが薄れていると言われています。「結びの神」はこうした“つながり”への気持ちも込めて、命名”されています。「色々な出会いや縁が生まれますように、結びの言葉に託しています」という込められた気持ちが伝わる名前になっていますね。

味わいとしても評判で、米粒が大きくしっかりしているため、ふっくら美しい炊き上がり。もちもち感がありながらべたつきが少なく、噛みしめるほどに味わいがひろがります。冷凍したあとでも美味しくいただけるとの声も聴きます^^

そんな結びの神が教えてくれるのは、お米の味わいで1つで笑顔になり、幸せを感じることができるという、当たり前だけれども忘れがちなこと。

『ピーナッツ』シリーズを描いたアメリカの漫画家・チャールズ・M・シュルツの一言に

All you need is love. But a little chocolate now and then doesn’t hurt.

という言葉があります(英語かぶれのようで申し訳ございません💦)。これは”必要なのは愛だけ。でも、時々ちょっとチョコレートがあっても、かまわないけど。”という意味なのですが、日本人であれば、このチョコレートの部分がお米(ごはん)でも理解できると思いませんか。

生きていく上で大切なものはいくつか挙げられると思います。もちろん「愛」は大切ですが、その中でスパイス的においしいと思える時間があってもいいのでは?というくみ取りをしました。

以前

「不慣れな職内容で気力・体力的にも参っていたときに、同僚がお昼にそっともってきてくれたおにぎりの味が忘れられない」と笑っていたこめななさんの話を思い出しました。

そこには間違いなく愛があります。

そして”おいしい”と思えたその温かさが少しの元気を取り戻す動力源となったそうです。こめななさんには他にも「講座のあとでその日作ったおにぎりを”先生の分です♪”と持ってきてくれた受講生の笑顔が嬉しかった」という思い出も伺いました。

愛とともにあったおにぎりの存在。

お米という優しい味わいがじんわり身体中に染みわたるような想い出のお話しが私は忘れられません。

こめななさんの「七結び」にも、この「結びの神」のような意味合いが込められているそうです。

生産者・消費者・おいしさ・安心、安全、健康、ココロをこめななさんが結ぶという意味だと聞きました。

みなさんにとっても「愛」と少しのごはんとともに幸せを感じられる時間を過ごしていただきたいと思います。