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いつもの青い海と空も大好きですが、
この日の海はやわらかな光に包まれていました。

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先日、海で泳いできました♪

海に囲まれている沖縄ですが、
意外と沖縄県民、海で泳ぐということが当たり前ではなかったりします(笑)。

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私自身、シュノーケリングを数年前に行ったくらいで、
実に久しぶりでしたが、自然に包まれているという時間は
心地よいものです。

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あと何回行けるかな^^


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さて、沖縄県大宜味村大川でもお米が栽培されているのを
実は初めて発見♪

大浦湾沿いにある道の駅で、旬のマンゴーやパインなどと一緒に
並んでいました。

袋には「有機栽培」とかかれていたのですが・・
認定マークもなく、連絡先もなかったため、
本当の所が確認できないので今回詳細は避けます:^^

たぶん銘柄はひとめぼれかと思います。
しっかりとした粒で、「食感重視」のごはんになり
私は好みでした。

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せっかく沖縄のお米だったので、沖縄の地図を表現してみました(笑)。
いかがでしょう♪

今回は、この沖縄県産のお米についてお話ししていこうと思います。
その前に、私達が食べているお米は、大きく分けると2つになることから
説明していきますね。

普段食べるお米、大きくわけて2つのタイプになる

日本の主食は米です。

日本で栽培されている米・ジャポニカ米は、炊飯に適した米で、
炊くとツヤが出て、粘りが出ます。
その中でも私たちが普段食べているお米は、含まれているでんぷん質の量によって
うるち米ともち米に分けられます。

また、米には「品種」という分け方もあります。
米の品種は、現在500種類もあるとされています。
その中で有名で人気のあるお米はほんの一握りしかありません。

米は、でんぷん質によってできています。
私たちが普段食べているお米は、そのデンプン質の種類によって
「うるち米」と「もち米」に分けることができます。

うるち米ともち米

「うるち米」は、わたしたちが主食として普段食べているお米で、
あまり粘り気はないタイプのお米です。

それに対して、「もち米」は、粘り気の多いお米で、お餅や赤飯、
おこわなどにして食べられているお米です。

うるち米ともち米の性質の違いとは

米に含まれているでんぷん質には、アミロースとアミロペクチンの2種類があります。

うるち米はアミロース20%程度とアミロペクチン80%程度、
もち米はアミロペクチン100%で構成されています。
もち米に粘り気があるのは、アミロペクチンの量が多いからです。
米の粘り気の元はこのアミロペクチンという成分なのです。

最近では、品種改良により、アミロースの含有量を人為的に少なくした
「低アミロース米」という米もあります。
低アミロース米は、うるち米ではありますが、アミロースが少なくなるため、
炊いた時にもち米のように粘り気があり、冷めても固くならないという特徴があります。
「低アミロース米」としては、「ミルキークイーン」があります。

そう、今回登場する「ミルキーサマ―」が
この低アミロース米に入るので、このお話しをさせていただきました。

これをふまえて、沖縄で栽培されている主な品種をお話しします。

沖縄で栽培されている品種

・ひとめぼれ
宮城県古川農業試験場で育成(品種改良、開発)された品種。
1999(平成11)年度に沖縄県水稲奨励品種に採用。
それ以前に沖縄で作られていた「チヨニシキ」に代わる良食味の主食用品種として導入。
沖縄での作付面積の80%以上を占める。
良食味で多収であるが、いもち病に弱く、倒伏しやすい。
地域として全面的にひとめぼれに切り替えたのは1998(平成10)年頃に伊是名島が最初。

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平成3年に登場してからわずか3年で、あきたこまちの作付規模を抜き、
1994年には全国作付け2位となります。
名前は出会った途端に一目惚れするような品種であることを表現したいとの思いから
付けられました。
食感は、粘り柔らかさが勝っており、炊飯後の時間が経過しても
食味落ちの少ないお米です。

独特のやわらかさもあり、トータルバランスが良く、コシヒカリよりも大粒で
飽きのこない甘みが特徴的です。
特に保温後、温め直し後、冷めた時の粘りはコシヒカリ以上との評価があります。
冷めても美味しいと評判のお米ですので、例えばオニギリにしても、
お弁当につめても、美味しくいただけます。

コシヒカリなどと比べると、若干味はあっさりしている印象ですので、
色々なおかずに合わせられ、おかずの味を引き立たせてくれます。
和食のようなシンプルな味付けの料理にも大変良く合います。

その為、コシヒカリの味が濃いという方には毎日食べても、飽きのこない、
おいしいお米として人気があります。

・ちゅらひかり
東北農業研究センターで育成された品種。
2003(平成15)年度に沖縄県水稲奨励品種に採用。
ひとめぼれの栽培が難しい、金武町、恩納村、伊平屋村の一部で栽培。
食味はひとめぼれとほぼ同等。

いもち病に強く、倒伏しにくい(草丈はひとめぼれと変わらないが、茎が強い)。
ちゅらひかりを栽培している地域は栽培技術をかなり改善したにもかかわらず、
いもち病や倒伏の多発が止まらなかった地域でした。

具体的には金武町と伊平屋村で、金武町は田芋との輪作の関係で
肥料過多を解消できない部分で、いもち病や倒伏が多発していると考えている。
金武町は田芋がメインなので、ある程度、おいしければ作りやすいので構わないという
農家さんも多い地域。

伊平屋村は現在、ひとめぼれとちゅらひかりの2品種を島内で栽培しているが、
農家の高齢化等、諸々の理由があってそうなっているのだと考えている。
ちゅらひかりがひとめぼれに取って変わらないのは、名前が全国的に有名でないため、
販売価格が予測できない(下がることは間違いない)のが最大の理由。

あきたこまちに匹敵する食味ランク”上中”で、
いもち病に対する抵抗性が強く、低農薬栽培に適している。

ちゅらひかりは炊いたときにお米の香りが強く、お米の粒は通常の米粒よりも小さめですが、
噛みごたえのあるお米です。

・ミルキーサマー
作物研究所で育成された品種。
コシヒカリの突然変異体のミルキークイーンと同じ低アミロース米。
ミルキークイーンの改良品種がミルキーサマー。

うるち米ともち米の中間種のため、粘りが強く、良食味。
でんぷん質によるジャポニカ米の分類で、
玄米・白米は白濁(透明感のない白い粒)する。いもち病に弱く、倒伏しやすい。
平成23年度に沖縄県水稲奨励品種に採用。
今年度から沖縄県産ミルキーサマーと産地・品種を表記して販売可能になった
(今までは国内産としか表記できず)。

八重山地域(西表島)と本島北部(名護市羽地)の一部で栽培が増えているが、
まだ産地と言えるほど広まっていないのが現状。

もともと沖縄県民の嗜好性として柔らかめのご飯が好まれる地域だと考えている。
普通のご飯にもち米を少し混ぜて炊く方や水分を少し多めにする方が多いと思われる。
ミルキーサマーはひとめぼれに比べて食感が柔らかくて粘りが強いため、
農家さんも売れるという確信があり、栽培が増えていると考えている。

ミルキーサマーの場合、好きな方はリピーターになるようである。
ミルキークイーンは沖縄で育てると出穂(穂の出る時期)があまりに早いのと、
穂の出るタイミングが揃わなかった(株ごとに出穂がずれた)ため、ミルキークイーンに
出穂に関係する遺伝子を交配により導入し、沖縄にあった出穂性を持たせた。
草丈、倒れやすさ、食味等の形質はミルキークイーン と同じ。

 

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かつておいしいと評判であっても、今の品種と比べれば全然違う味わいだろうし、
味は食べる人の好みです。絶対の尺度などありません。
今だと台中65号もげんなりするような味だろうという見方もあります。
それでもかつては「おいしかった」のです。
今の目線で思い込みをすると、歴史が見えなくなります。
「白いお米がおなかいっぱい食べることができたら」というのは、
昔読んでいた本などに書いてあった記憶があり、幼心に衝撃を受けたものです。

蓬莱米は大正から昭和にかけて、当時台湾総督府農業試験場で活躍していた
磯栄吉(いそえいきち:日本の農学者、作物育種学者:1886年11月23日 – 1972年1月21日)
らによって育成された。
他にも、ジャポニカ米とインディカ米の交配を繰り返してできた「嘉南2号」
平行して行われた日本稲同士の組み合わせから「台中65号」があります。

もともと台湾でタイ米のような細長いぽろぽろしたお米が栽培されていました。
しかし戦前、日本人によりジャポニカ米が導入され、品種改良の結果、
台湾の土壌にあったお米が作りだされました。

これがおいしいと日本でも評判になり、「蓮莱米(ほうらいまい)」というブランド名で
台湾から日本へ多く輸出されていました。

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稲穂ガードレールに干されはじめた金武町、
収穫前のたわわに実った田園風景の恩納村。

いよいよ本格的な新米シーズン到来です。

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