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血糖値を抑える効果に期待!?「もち麦」の様々な効果とは

お米論
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秋になり、ご飯がおいしい「新米」の季節がやってきました。
この時期は、栗やイモ、梨など、おいしい食材が旬を迎えます。
魚も脂ののったものが出てきますね。

さて「食欲の秋」とは、何でしょう。

昔は、冬に食料が減ってしまうことがあったため、秋に脂肪を増やすことは大切。
秋は、冬に向け栄養を蓄え、脂肪という防寒着を増やす季節だったのです。
ここで栄養をつけることで、人間は寒さに強いカラダを作ってきました。

ところが、現代は一年通して、食欲の誘惑がたくさんあります。
つまり、秋にもりもり食べていると、肥満につながってしまいます。

現代において、この時期は少しでも肥満を抑えたい。
秋口に増える、糖質の多い食べ物を抑え、早食い、食べ過ぎにも注意が必要です。
そのためには、食物繊維をしっかり取りたいところです。

そこで、おすすめしたいのが、もち麦です。

食べ方改善に一役、なもち麦

もち麦とは、麦の一種。プチプチ、ムニュ・ムニュとした食感が楽しく、
噛みごたえがいい食材です。

食物繊維が豊富で、ゆっくり噛むことのできる食材としては、
玄米や雑穀が有名です。
ただ、玄米独特の風味や食感が苦手という方もいるようですよね。
こういう方は、ぜひ、もち麦にトライしてみてください。

もち麦は、白米に混ぜるだけの、普段みなさんがご存じの雑穀米と
使い方は同じです。
もち麦の噛みごたえを感じながら、食べていると、
自然に一粒一粒をしっかりと噛むようになりますよ^^

期待できるもち麦の効果とは、どんなもの?

もち麦が優秀なのは、食物繊維の量。
100グラム中に12グラムと、食物繊維が圧倒的に多く含まれます。
ちなみに、玄米に含まれる食物繊維は3グラム、
白米は0・5グラム(日本食品標準成分表より)ですので、
もち麦の優位性は明らかです。

もち麦は、大麦の一種でもち性の穀物。

もち麦の大きな特徴としては、β-グルカンという
水溶性食物繊維を豊富に含むこと。
このβ-グルカンは、善玉菌のエサになるため整腸作用があり、
腸でゼリー状になるため糖の吸収を抑え、
食後の血糖値上昇を抑える働きをします。

また、強い粘性を持っているので、コレステロールを吸着し
排出する手助けもしてくれるそうで、長い目で見ると
便秘解消やダイエットにも役立ちそう♪

さきほど申し上げたように、もち麦には含まれる食物繊維が豊富です。

食物繊維には2種類あり、水に溶ける水溶性食物繊維と
そうではない不溶性食物繊。
もち麦にはこの2つの食物繊が両方含まれているんです。

水溶性の食物繊維、βグルカンは、糖質や脂質を包み込んで
排出してくれる働きがあるので、糖質、脂質の吸収を抑えることができます。

さらにβグルカンはゆっくりと時間をかけて吸収されるので、
血糖値が上がりにくくなるんです。

食後はどうしても血糖値が上がりがちですが、
糖などの吸収がおだやかに行われるので血糖値が上がりにくくなるんですね。

普段食べている白米と比べるともち麦の血糖値の上昇率は半分ほどにもなるんだそうです。

しかも、もち麦ごはんを食べた次の食事では
もち麦ごはんを食べなくても血糖値が上がりにくくなるんだそうです。

これがもち麦ごはんで血糖値を下げる手助けをしてくれる秘密なんですね!

もち麦を食べてみよう!

ここで少しだけ、もち麦を炊くことについて簡単に触れておきます。
もち麦を炊く分量は、白米1合に対してもち麦50gの割合がオススメで、
流れ方についてですと
(1)白米1合を洗い、通常の炊飯器の目盛りの1合に合わせて水を入れる。
(2)もち麦50gは洗わずに、そのまま加える。
(3)軽くかき混ぜてから通常通り炊飯器で炊く。
のようになります。

玄米などの独特の食感が苦手という意見もよく聞きますし、もち麦も賛否両論。
ただ、もち麦ご飯はもちもちして甘みがあると味の評判も良いのは確かです。
発芽玄米 10の効果

もち麦は、食べ方のアレンジもできます。
これは雑穀米のアレンジと共通する部分があって、
もち麦を好みの硬さに茹で、サラダのトッピングやスープの具材として
プラスするという調理も人気です。

ごはんは血糖値の上がり方がパンなどに比べ緩やかだと言われています。
しかし、もち麦の血糖値上昇抑制効果は、次の食事まで続くという話もあります。

外食の場合、カロリーや糖質が高い食事になりがちなので、
ランチがいつも外食という人は、朝食にもち麦入りのご飯を食べる習慣を
取り入れても良いかもしれませんね。

他に、もち麦について綴っている記事をご紹介しておきますね。
もち麦と押し麦の違いとは?

もち麦、ダイエットに良いんだって

こうしてみていくと、もち麦を、
例えばおにぎりの中にもち麦が入ることで、食物繊維がプラスできますし、
さらに噛みごたえが出ます。

「噛む」ということは、食べすぎを防ぐ効果も期待できます。

そして、もち麦独特のつるっとしていながらプチッとする食感は、
実際に食べ始めると・・以外とハマります(笑)。

独特の食感を楽しみつつ、素材の味を楽しみながら、
しっかりと噛むようにしてください。

もち麦も、そのおにぎりの具材も、食材というのは噛めば噛むほどそれぞれの
「味」がまとまり、お米の甘みを感じることができます。

食べ過ぎを反省している方、こうしたおにぎりで、早食い、
食べ過ぎを少し意識することも大切ですよ。

こうした“食べ方”について気になる方はコチラをご参考ください。
「食べてないのに痩せない」、それきっと間違いかも!?

「もち麦ごはんをおにぎりにすると」ということから思いだしたのが
おにぎりダイエットのお話。
冷やご飯は太らない?その方法とダイエット効果とは
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