華越前に辿り着いたことと、このお米についてお話したとなかったなと思って呟いています。
華越前って、どんなお米?
華越前(ハナエチゼン)は、福井県の米のブランド銘柄です。
コシヒカリよりも収穫時期が早く、その分だけ速めに花を咲かせることで名づけられました。
華越前はコシヒカリが生まれた福井県の農業試験場で、コシヒカリ誕生の35年後に約15年かけて開発された期待の品種。毎年約100種を交配して改良を重ね、コシヒカリの血統の「フクヒカリ」と、ホウネンワセから生まれた「越南122号」の交配でできました。
コシヒカリよりも倒伏に強く、収穫する時期が一足早いことが特徴と冒頭に述べていますが、福井県内2番目の作付面積を誇り、最初に収穫されるお米になります。
- ふっくらとした丸みのあるお米
- 色の白さと粒ぞろいが特徴
- コシヒカリの粘り・甘み・うま味を引き継いでいます
- あっさりさっぱりとしていて、少し硬めのお米なのでお寿司に使われることが多い
と、、、月並みな解説になりますが、個人的な感想だと粒感がしっかりしていて、お米らしい香りや甘味はあっさりめというのがすごく印象的でした、富山のコシヒカリや山形のはえぬきなど、硬めなお米が好きな方にはぴったりですね。
洗米している段階で手触りがサラサラしていることと、粒感を感じられるので「粒感がしっかりしている」というのはなんとなくイメージできました。
「華越前」、我が家での評価
華越前、お米派な我が家での最終的な評価ですが、香り重視な私や、柔らかめが好きなムスメにはやや不満足なお米にはなってしまいました。
意外にも粒感しっかりめな感じは、水分量を増やすとか浸水をしっかりめに取るなどいくつか試してみましたが、あまり変わる気配はありません。
柔らかめな、甘みがある、もちもち、そんなお米が好きな方が多い昨今だと
” 華越前=まずい、パサパサ ”
という感想になってしまうかと思いますが、やはり硬めやしっかりめなお米を楽しみたい方にはおすすめです。
この硬めな食感はよく言えば粒ばなれが良いと言えます。
さらっとルーやタレに絡むので、カレーや焼き飯、丼物、調理ごはんに合いますね。
販売されていたお米がほとんど令和4年産だったことや、中には令和3年産のものもあったことでこれにしたのですが、最近の米屋事情はどうなっているのかしら・・・(気にしても仕方ないのですが)。
今回のお米のパッケージを撮影するのを忘れていたのですが、「華越前」と書かれた米袋ではありませんでした。パッケージには「おいしいお米」と書かれていたので、その時によって内容を変更してもいいタイプの米袋でした。
米袋の裏の表示を見ると、どんなお米なのか、収穫はいつのものなのか、精米年月日は?などを知ることができるので、中身が何なのか知っておきたい方や新米、新しい精米年月日のものを顔求めたい方は把握しておいてくださいね。
この日、目玉商品的に置かれていたのは令和3年産のお米。
銘柄だけ聞くとかなり人気なもので、よく特売でカートに並べられていて、よく見かけていました。販売当初は飛ぶように売れていましたね。ただ、特徴が強いお米でもあったので、食べ飽きてしまったのか、そもそも3年度産という味わいの低下が出始めているのか・・・食べ比べてみたい欲が出てしまいました。
私と娘の2人で5kgのお米が1ヶ月も持たない今の我が家ww
少し残っている段階で次のお米を探しに行こうと思います。
あまり評価を良く言えない内容になってしまいましたが、「コシヒカリよりも香り高い」という言葉も多く見受けられたので、もう少し炊き方を考えてみましょうか・・・
そういえば、令和5年産でまだ年内の年度産米なのに新米シールついていなかったな。