文章を書くことが好きであれば、
「いつか本を出したいな」と思うのは自然なことだと思います。
または、ブログを長年続けている場合もそう思いませんか?

私もそうです(笑)。

街中の書店が少しづつ淘汰されていく中でも、
「紙の本」というのはなぜか別格な気がします。
電子書籍が増えてきている昨今ではありますが、
やはり”紙をめくる”というスタイルが好きな方は多く、
かくいう私もその方が”読んでいる”という感じがあって好きです。

ただ、”本を出版する”というのは、なんだかすごく
大きな夢のようなイメージですよね。私もそうでした。

しかし、
「書ける人を探していました」
という本の執筆依頼が来たときに検索してみると、
意外と多くの方がブログを続けていたら
商業出版の依頼が来たという記事を綴っていました。

ということは!

将来的に書籍を紙媒体で出版したい!という夢も、
これを読んでいる方にとっても、そう遠くはないのではないでしょうか。

今回、お米の本、出版にあたって、
「いつかは本を出したい」という方へお伝えしておきたい
7つのポイントをお話しますね。

出版にあたってお伝えしたい5つのポイント

1・出版社を決める

これが大きな砦かもしれません。
多くは出版社へ企画を持ち込み、企画が通ってはじめて
出版への足がかりがつかめます。
(企画書の書き方については、多くの方がご紹介しているので
そちらを参考にした方が早いかもしれません。)

実は私も企画というか、以前書きためていたものを紙媒体にしたいと思い
いくつかの出版会社にかけあったことがありました。
その場合は自費出版になることが多く、負担もなかなかのものでした。

ただ、その他の可能性もあります。

「ブログを書き続けること」

です。

企画書持ち込みでない出版企画ができる場合

既に多くの競合のいるジャンルは厳しいかもしれませんが、
そうでもないマニアな世界観を持つ方であれば、
ブログなどで書き続けての発信をしていると
そのジャンルで「書ける人」を探している出版会社から
オファーがくる可能性があるのです。

実際私がそうでした。
お米業界、ブログを持つ方や執筆に関わる方もいらっしゃいます。
ただ、そこまで書ける人の多い業界ではないこともあり、
出版会社の方の話しによると、想うスタンスに合う内容で書ける人を探していたときに
その方向性にマッチングしたことでオファーをいただきました。

今までにない内容で、ということもマッチングのポイントでした。
お米のお話を書きつづった内容の本を見ていると
だいたい似た内容なのが分かります(他業界でも言えることですよね)。

そこに素直に(笑)、お米のお話をからめつつ、
食育や違う角度からその世界を書くことにより
「お? 少し違う毛色の人だな」
と思ってくださったようでした。
そこで“今までにない内容”がマッチングしたのです。

幸運なことに、商業出版されることになりました。
自費出版を諦めたことがあり、出版が”いつか”の夢となっていたので
嬉しく思いました。

もしあなたに想いがあれば、素直に発信することをおすすめします。

書くことが苦手、というレベルであれば
書くことは慣れることで上達できます。

写真が好きな方はインスタなどでアップしていくと
メディアサイトなどからオファーがくることがあります。
最近は気軽に写真集なども出せるので、チャレンジしてみては?

2・打ち合わせの仕方

①wi-fi環境が必要であれば、予定の場所で使用できるかを確認しましょう。
先方が遠くからいらっしゃる場合は、交通などの利便性も考えておきましょう。
私の場合は沖縄にいて東京の出版会社の方がいらしたので、
分かりやすい場所・モノレールが通る場所などで選定しました。

自身の事務所などを利用できれば問題はありませんが、
お店をチョイスする場合は、ほどよく静かな場所にしましょうね^^

②確認事項を明確にしておく
これは確実に行いましょう。
例えば、
1・期間
出版を何時頃に予定しているのかでかけられる時間や締め切りが分かります
2・担当
打ち合わせをした方と実際の担当者が違う場合もあります
3・どうやりとりしていくのか
ほとんどがメールだと思います。ワードで書いて原稿を送ることもありますが、
最終的には先方の様式があるので確認しましょう。
4・印税や執筆料
お金のことなので聞きづらいとお思いかもしれませんが、
あとでもめたり嫌な思いをしないために必ず必要です。
紙媒体では印税が発生すると思いがちですが、
書籍でなく雑誌のコラムや連載記事であれば印税は発生しません。
また、ウエブの中で完結するサイトの執筆などは、執筆料のみになります。
5・出版の部数
などです。

3・企画

最初に企画書持ち込みでない出版のお話をしましたが
この回でお話する企画というのは、本の設計です。
どのような本にしていく、という内容が不完全なまま
スタートすることはできません。

まず原稿より先に企画書と目次構成案を作成します。
出版社側(もしくは編集者)と著者側とでズレがないようにすることが
必要です。

特に原稿執筆で重要なのは目次構成案。
目次はその本の要約のようなものなので、それだけでその本の内容の
だいたいの方向性が決まります。
(最終的に多少調整など出てくることもあります。)

ただ、一番時間がかかったのは目次決めの次の見出しでした。
ここでほぼ内容が決まってきます。
(ブログや文章などを書く方にはイメ―ジできるかもしれません、
小見出しを作って肉付けしていく書き方、ありますよね、アレです。)

見出しを必要なページ分にわけて用意することができれば、
後はその見出し単位でこつこつと書いていけば良いのです。
一度に書かねばならない文字数は1000文字前後ですから、
書き慣れていれば、以外とすんなり書けるはずです。
(今このページを書いているだけで3000文字超えています)

4・やりとり

メールで書き残していきましょう。
あとあと「誰がどう言った」などを防ぐためにも必要です。

5・文字数

大抵、出版の意向での指示があります。

以前連載していた4yuuu!
ウェブ媒体であれば、2000文字などが多いです。
現在連載しているJA金融法務でもだいたい同程度です。
フリーペーパーであれば、逆に少なくなる場合はあります。

本一冊に必要な文字数は6万~10万文字程度になることが多いようです。

これを一度に書く・・と考えるだけで挫折します(笑)。
3で述べた企画の内容のように記事の集まりだと考えましょう。

ブログで1回の投稿文字数が1000文字前後の記事を更新しているとすれば、
2カ月から3カ月続けることで、本一冊分の原稿を書き上げられることになります。
今回出版した本も、足掛け1年ですが、執筆に費やしたのはそのくらいの期間です。

6・書き方のポイント

タイトル(小見出し)の書き方についてお話したいのですが
まず下の画像をみていただきたいと思います。

とある日、私がコンビニで買ったロールケーキの包装紙です(笑)。
何を食べたか?というクイズではありません(^_^;)

画像を見て気が付いたことはありますか?

もちろん、”開け方が雑”という答えでもありません。

右上の「なぜロールケーキにいちごがのってる日?」という箇所です。
少しクスってなりませんか?
または、へ~・・と納得してしまいませんか?

これがコピーです。
お米の「広告」作りは難しい? でも少し触れていますが、
キャッチコピーを意識するクセをつけてみましょう。
これは、ブログを書いていく中でも役に立ちます。

また、書き方の注意点としては、
共著であれば書き方を揃える、「私」を強調しすぎないなどがありました。
段落の付け方や使用できる漢字などの専門的な箇所は
編集者が指示してくれるので、大きく気にする必要はないと思います。
じっくり”書く”ことに集中しましょう^^

7・PR

出版会社に先に確認しましょう。
「今すぐみんなに報告したい!」とはやる気持ちは分かりますが
今回出版にあたって公開OKが出たのは、本の帯や出版日が
だいたい決まってからのことでした。

出版社さんから届いた、初めての自分の著書の量を
改めて手に取ったときの重さに感動しました。

(書籍が発売間近なことで、現時点ではまだ発売されてはいないので、
あくまでもイメージですが)大型書店に平積みされていることを考えると
こそばゆく、「私が書きました!」と周りの人に言いたくなるのだろうかなど
少し恥ずかしく、自身の足跡を誇らしくも思うものです。

自分の本を出すことの喜び
同じような希望を持っている人には、ぜひ、
出版(できれば商業出版)を叶えて欲しいと思っています。

以前綴った「好きなことで稼ぐ」を考えよう でも触れていますが、
”何の取り柄もないんです”という人もいますが、
あなたの身に付けた経験やノウハウは、
もしかすると他の人が「知りたい」と思うものかもしれません。

「本を書いてみたい!」と思っているかたや
「しtぴつ依頼が来た!」という方への
少しでもお手伝いになりますように願っています。


余談ですが。

娘に新しい米キャラ作成を依頼していたのですが
とんでもないものが出てきました。

シュール感が斬新です(笑)。

いつかこのコをプロデュースしてあげたいと思います。