本ブログにはPRを含みます

見えないこだわり~口中調味はなぜ大切だと言われているのか~

ぶらっと記
スポンサーリンク

2017年がスタートしました♪
(遅くなりましたが)あけましておめでとうございます☆
沖縄のお米マイスター、渡久地です!

先日、お昼ご飯で立ち寄った沖縄そば屋さん「てんtoてん」は、、
古代米おにぎりのある木灰そばのお店でした。

八重山産の古代米に、山口産のイセヒカリ。
シンプルだからこそ引き立つ自然の味わいを感じながら
贅沢な「食」の時間をいただきました^^

突然ですが、みなさんは“口中調味”ってご存じですか?

「食べる」ときに大切な、口中調味とは?

口中調味とは、日本人独自の文化でご飯とおかずを交互に食べることで、
自分好みの味を口の中で作りながら食べることです。
口の中で(好きな味を)調味するから“口中調味”と呼ばれています。

これはお米の繊細な味がわかる舌をもつ日本人だからこそ出来る文化だと、
私は思っています。

海外の方ははお米のみでは食べらないそうです。それは、
口中調味が出来ない =“味がない”と感じるから、だと言われています。

昨今の学校給食や食育などでも「三角食べ」という言葉を
耳にしたことはないでしょうか?

日本で昔から言われている“三角食べ”は、
好きなものばかり食べて栄養バランスが崩れてしまうことを防ぐためばかりではなく、
日本古来の食文化を守るためにも重要なものだと思います。

最近、欧米食の影響で、三角食べが出来ずに“ばっかり食べ”をする子、
味の濃いものを欲する子が増えています。
(これは子どもだけ、ではないかもしれませんね。)
食事はもちろん、おやつにも注意しながら、もって生まれた優れた舌を
発達させてあげたいですね。

そのために気をつけていけるポイントの、「味つけ」「濃さ」。
舌が味をしっかりと感じると、食べ物を反射的に飲み込みます。

ということは・・・

濃い味つけの食事は自然と噛まない度が高くなるのです!

そこで役に立つのがご飯☆
(はい、出ました(笑)、2017年もやはり”お米ワールド”です♪)

口中調味が自然とできるようになる、おすすめの食事内容

お米(ごはん)をメインとする食事内容にすることで、
味のつかない白ご飯や雑穀ご飯は、味のついているおかずと一緒に食べることになります。
ご飯とおかずを一緒に食べるということは、その時点ですでに自然と、
口の中で混ぜあわせて食べることになるのです。

この食べかたが、口中調味。

咀しゃくを増やし唾液を増やし、消化・排出力を高めてくれる
おなかやせのコツでもあります(⋈◍>◡<◍)。✧♡

ひとくち目に味噌汁を飲んで胃をあたため、
野菜を食べてからおかずとご飯を同時進行する「三角食べ」☆

塩分控えめでも、出汁や薬味を使って風味や香りを活かせば、
美味しく口中調味ができますし、味覚もどんどん鋭くなります☆

口中調味は日本人の繊細な味覚と健康を支えてきた食べかた。
2017年、すこしだけ、食べかたを意識してみませんか(▽//)?

食育、と考えると広すぎて難しくなってしまうのですが、
大切なポイントは「毎日の中でできること」です。

ぜひ、お子様をお持ちの方には考えていってほしいことの1つでもあります。
楽しく考えることのできる1つは、擬人化(←個人的に:^^)♪

食材をキャラクターとして描いたり楽しんだりすることができれば、
例えば教育の場でも、自然となじんでいくことができると思います。


たべることがめちゃくちゃ楽しくなる! 栄養素キャラクター図鑑


余談ですが。

先日、「バターしょうゆふりかけ」なるものを発見!

沖縄では以外とメジャー(だと思っている)炊き立て熱々のごはんに
バターを載せ、しょうゆをたらし、混ぜ混ぜ・・・のごはん。

それがわざわざふりかけとな?と思い、早速試しました(笑)。

予想通り、というか・・言いたいことは分かった、というか・・。
昨年、一時期流行したごはんのお供〇〇〇の名残なのかもしれませんね。

 

そんな感じの酉年一発目の記事でした(▽//)
本年もどうぞ、よろしくお願いいたします!

 

おまけ

2017年、スタートからの人気記事です。
沖縄では放送されなかったのですが、「もち麦」がTVで話題になったようで
再燃しています。
お時間のある方は関連記事、ご覧くださいませ。
雑穀米関連記事リストページ
もち麦関連記事リストページ