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菌活や腸活、食欲のない夏にもぴったりの「ミキ」とは!?

お米論
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miki drink genmai

沖縄では昔から「ミキ」と呼ばれる飲み物があります。
少し前まではスーパーなどでも買えたのですが、
最近見かけなくなりました。

ただ、昨年ある方から
「あなたはお神酒を作るという役割がある」
というスピリチュアルな使命のもとに、
気になり調べ始めました(はい、単純です)。

ただ。
沖縄の稲作の歴史のように、
私自身が、”沖縄のことなのに知らないことが多すぎる”
そう気づいたこともあったんですね。

ミキとは

簡単に、ミキについてはまだ知らないことが多いので、
基本的な内容については、Wikipedia先生の内容をご紹介しておきます。

ミキは、鹿児島県奄美群島および沖縄県で伝統的に作られる飲料。
奄美群島のものは乳酸菌発酵飲料で、うるち米を主原料に、
千切りや摺り下ろした生のサツマイモ、砂糖を原料として用いる。

沖縄県で販売されているものは、米・麦・砂糖を原料としたものである。

祭事の際に用いられる神酒(みき)に由来し、原型は口噛み酒である。
現在も豊年祭などにおいて振る舞われる。
味は甘酒に似るが、乳酸によるさわやかな酸味を有する飲料。
栄養価が高いため、夏バテ防止用として同地方にて広く飲まれている。

火入れ(殺菌)をしないのタイプのものは冷蔵庫に入れておいても発酵が進み、
数日経つと酸味が増える。消費期限は製造後数日と短い。

発酵に関与している乳酸菌は、Lactococcus lactis subsp. lactis ,
Leuconostoc citreum を主体として30種類程度の菌が見つかったとする報告がある。

また、この乳酸菌は使用するサツマイモと仕込み環境に由来しているため
発酵が不安定になりやすいが、仕込み時に乳酸菌スターターを使用する事で解決可能である。
デンプンはサツマイモ由来のβアミラーゼによりマルトースに変化し甘みを与えている。
そのまま飲むほか、バナナやパッションフルーツなどの果実・果汁を加える人もいる。

「米のヨーグルト」「第4の酒」と呼ばれることもあるが、
アルコール発酵を伴う酵母は関与していないためアルコールは含まれていない。

上記では書かれていないのですが、アイヌ地方にもあるようです。イメージとしては「甘酒」とよく似ているものになります。

一番最初に張り付けている画像の缶入りのミキは、
本物とは似て非なるミキのようです。

今回ミキ作りに参加した際に分かりました。

砂糖を添加することで発酵をした味に似せた、ミキ風。
実際に沖縄でも今では本物のミキを作っているところは少なくなっているようです。

1mlに1億個の乳酸菌飲料⁉ ミキの持つ効果

では、このミキ。
どのような効能があるのでしょうか。

実は、1mlに1億個も乳酸菌がいると言われるのが、このミキ。
(そこからも話題になっているようで、調べるとたくさんのサイトがあることに
またまた驚いた私でした。。)

乳酸菌にはヨーグルトなどに多い動物性乳酸菌と、
植物性乳酸菌の2種類があるといわれています。

植物性乳酸菌は、生きて大腸に届きやすいというのですが、
動物性乳酸菌は、胃で消化されていまい、
腸に届く時には死滅した状態になってしまいます。
その状態でも善玉菌の餌になるようなのですが・・生きている力が
ほしいですよね。

お米のヨーグルト、「ミキ」と言われるくらいですから植物性乳酸菌が豊富です。

ちなみに、動物性乳酸菌はチーズ・ヨーグルトなどで
植物性乳酸菌は、味噌・しょう油・漬物などにあたります。

ミキを使う伝統行事

沖縄では昔から、このミキを作ってきたようですが、

冒頭でも触れたように、ミキ風にしてしまったところも多いそうです。
ミキのすばらしさを感じているのであれば、
その作り方も繋いでいってほしいと思うのですが、
時間や手間がかかるだけに、現代ではそうもいかないのかもしれませんね。
少し寂しく思います。

神様に捧げるお神酒として造られたのがミキ。
そして、ミキの原型は「口噛み酒」だったそうです。
口噛み酒と言ったら、あの「君の名は」で聞いたことがある方も多いはず。

口噛み酒の起源は縄文時代だったことも分かりました。
口噛み酒は、昔から巫女や処女である女性が米(穀類)を口に含み、
二噛み三噛みほど噛んだお米を混ぜて作ったお酒のこと。
平家の方々が稲作を伝えたとき、奄美諸島の人々は
米は食べるものという認識を持てなかったので、平家の方々は、
生米をかみ砕いて見せたといわれているのだとか。

名護市大熊で行われるミキ作りは、祭りの前に各戸から集めた
うるち米を、冷ました粥にマナガンを入れデンプン糖化させ、
それを甕に移し入れ芭蕉の葉で蓋をし、
翌日の祭りでみなに振る舞う風習があるそうです。

その他にもいろいろあるのですが、長くなりそうなので
また次の機会に詳しくしていきますね。

穀類のデンプン質が唾液中のアミラーゼで分解されて糖質となり、
自然の酵母が働いて発酵しでできるのが、お神酒。

沖縄や奄美地方で行われる豊年祭、ウマチーと言うお祭りで、
豊穣祈願・感謝、集落の繁栄を願って振る舞われるミキ。

ミキは極めて珍しい発酵食品で、多くの研究者が注目してきたそうです。

乳酸菌飲料ミキは手作りできる!

ミキを作る発酵講座に参加し、実際のミキを体感してきました。
ミキの作り方は「目と手で覚える」が基本だとお話ししていました。

では、そのミキの作り方をご紹介しますね。

ミキの作り方

ミキ作りに必要なものは
・米 500g(4合)
・水 2リットル
・さつまいも 100gほど
この3点のみです。
増量したい場合は単純に倍の量、少なめにしたい場合は半分です。

必要な器具は、
・鍋
・しゃもじ
・出来上がったミキを入れる容器(ガラス製)
になります。
出来上がったミキを入れる容器は、発酵することもふまえて
少し大きめか、数個用意し、煮沸消毒しておきましょう。
ミキ作りの際に時間はあるので、その時に煮沸しておいても大丈夫です。

<作り方>
①鍋にお米を入れ、水道から鍋肌に伝わるように
ゆっくりと水を注ぎます。
ポイントは「赤ちゃんにふれるように」とのことでした。
急にお風呂に入れる親はいないように、そっと優しく扱うのが
ミキ作りの最大のポイントです。
命をいただく、お米にやさしく、心を研ぎすますがおいしくなる最大のコツ。

②水を入れたら、”右回りに”数回やさしく混ぜて水をこぼします。

③優しく水を注ぎながら、お米を拝み洗い⇒右回りに混ぜて水をこぼす、を
3回ほど行います。

④水を切ったら、鍋肌に沿うようにゆっくりと分量の水を注ぎます。

⑤④の鍋を弱めの中火にかけ、最初からゆっくりしゃもじで混ぜていきます。
この場合も右回りで、底が焦げ付かないようにという感じで混ぜます。

この時点でお粥のようなイメージです。
このまま冷まして冷蔵や冷凍でお粥として保存すると、
「夏の食欲のない時期でもさっぱりと美味しくいただける、
ちょっとした食事になるよ」とのことでした。

⑥全体がぽってりとし、お米と水は同じ分量くらいになり、
つやが出てきたら火を止め冷ましていきます。
冷ましながらも混ぜていくのを忘れずに♪

途中で味見をしましたが、甘い♪
これだけでこんなに甘くなるんだと感心しました。

このあとはひたすら全体が冷めていくまで混ぜていきます。
時間と気力との勝負ですが、気負わず優しい気持ちで行えるよう
こころがけましょう💦

まとまってきたらすりおろしたさつまいもを入れ、混ぜていきます。
どんどんつやが出てくるとともに、
混ぜながら混ぜやすくなる瞬間があります。それを感じ取るまでしっかり混ぜていきます。

よく混ぜたらそのまま煮沸消毒した容器に入れ、完全な蓋をせずに常温で置きます。

これが先生の持ってきていたミキ。
ガラス容器に入れ、蓋をせずに網などで呼吸を閉じないようにします。
発酵すると上部まで膨らむので、いっぱいにしないことがポイントです。
衛生面に気を付けてみていきましょう。

私が作って持ち帰ったミキです。
水気の多いお粥のような感じですが、つやがすごい!

この状態で24度前後だと、3日くらいで発酵し完成です。
日を追うごとに発酵がすすみ、どんどん酸味が増すそうです。

毎日声をかけながら、ミキの成長を見るのも楽しいですよ。
この発酵過程では甘酒を作るときのように混ぜることはしなくて大丈夫。
ただただ、ミキの可能性を信じて待つという姿勢は
まるで子育てのようです(笑)。

「ありがとう」「愛してるよ」「元気になーれ」など、

愛と感謝を込めて話しかけてあげてください。
マントラは祈りの言葉で、言霊です。
言霊のエネルギーはあらゆるものを浄化し、元気なエネルギーを得ることができます

ミキに甘さを求める場合は、作る過程でさつまいもを少し増やすか、
出来上がったものにバナナとスムージーにしたものがオススメ。
ミキは、どちらかというと、酸味のあるヨーグルトをイメージするといいですね。
さらに甘さを、という場合は、ミキではなく甘酒にしてくださいとのことでした(笑)。

ミキの使い方

できあがったミキは、置いておくと酸味が増していくので
気になる方は冷凍で保存し、必要なときに解凍して使いましょう。
でないと、防腐剤が入っていないので、どんどん発酵していきます💦

解凍する場合は”自然解凍”で行います!

腸活のもととなるビフィズス菌は死なないそうなのでご安心を♪
食欲のないときの滋養食や、赤ちゃんの離乳食、
スムージーに足しても美味です。

ミキを作って感じたこと

お米を洗うときから、1粒1粒大切にやさしく扱う心は、
食べ物のありがたさや慈しみを感じます。
行程1つ1つにも、お米を敬うここをがあり、
人間の都合で
「お米をひいて粉にしたものからスタートしたら早いんじゃない?」
「火を強くして時間短縮したら?」
「洗う時にざるに入れたり、泡だて器で洗うと早いんじゃない?」
などはしていけないというポイントも、私自身気持ちよかったです。

お米を洗うことも文化です。
お米を扱う気持ちは、食べ物を慈しみ、感謝をささげることです。
大切な食べ物に感謝し、命に感謝し、神様にささげる豊年祭などに使うという
ミキ、それは 神と人をつなぐ飲み物のようです。

1mlに1億個も乳酸菌がいると言われるミキ。
話題の「菌活」「腸活」にもぴったりの乳酸菌飲料。
お米と、サツマイモからできるので、牛乳や豆乳などのアレルギーの方でも
安心して飲めます。

お米を使ったドリンク、よく見るといろいろな種類があります。

映画「君の名は」で、お神酒のもととなったといわれる口神酒(くちかみざけ)。
そして今回のお神酒(ミキ)。
他にも、甘酒にライスミルク、飲む玄米などがあります。
この3つについては以前ふれたことがあるのでリンクしておきますね。
話題の甘酒、嬉しい効果のある選び方とは
ライスミルク|今更聞けないライスミルクの常識!?
飲む玄米|玄米はスィーツになれるか!?