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玄米を圧力鍋で炊いてはいけない!?正しい玄米食、危ない玄米食とは

朝にごはんがなぜいいのか、それが今見直されています! お米論
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玄米。

「玄米はカラダに良さそう」と思う方は多いのではないでしょうか。

ただ、その食感や独特な香りや味で苦手だとおっしゃる方も
もちろんいます。
その玄米については、このブログでも再三出ている記事です。

そして、今回出会ったこの本の著者が
「玄米の炊き方にこだわる人は、
たくさんいらっしゃると思います。」
「ただ”こうでなくてはならぬ”と言うつもりではなく、
”こういう方法もあるんだよ”と言いたいだけなのです」
というような言葉が妙にしっくりきたため、手に取っていました。

207年と比較的新しく発刊されたものだけあって、
「お米がNGの糖質制限ダイエットは間違いだった」などの
感心の集まりそうな内容にも触れています。

また、この中で一番ショッキングだったのが
”圧力鍋は使うな”という項目でした。

ほとんどの方が玄米炊飯には圧力鍋がいいと話していますし、
私もそう思っていました。

ただ、メーカーも圧力鍋の高温がよくないということで、
改良タイプが開発されているところで、売り場には
以前より圧力鍋が減少しているのだとか。

はっきりとは分からないが、アクリルアミドが出ることを認識した
メーカーが自粛しているようだ、とありました。

であるならば、少し詳細を調べていこうと考えています。

どちらにしても、興味深い内容の本でした。


正しい玄米食、危ない玄米食~マクロビをしている人はなぜ不健康そうに見えるのか~

他の 内容としては、

栄養価の高いスーパーフードは
炊き方ひとつで毒にもなる!

●酵素栄養学の第一人者が語る玄米の真実とは?

1章“玄米”は体に良いが、毒にもなる
2章 玄米はなぜ体によいか、白米と何が違うか?
3章“米”の民の日本人がなぜ玄米を嫌ったのか?
4章 ちょっと待った! その玄米食は危険です!
5章 発芽玄米はなぜ体によいのか?
6章 正しい玄米の炊き方とは?
7章 酵素と食物繊維で健康は腸からつくる
8章 鶴見式・現代養生訓

「私は玄米のもつ良さだけを取り出し、超有害物質の酵素阻害剤をしっかりと解除することができて、
マイナス面のまったくない玄米ご飯の炊き方がないかを模索しました。
そしてやっとこれぞと思われる理想の炊き方を見つけました」

~amazon(本書「はじめに」より)~

となっています。
玄米を食べることが悪いのではなく、「食べ方」「炊き方」であり、
一番気になる”どうしたらいいのか”に触れています。

最終的にかいつまんでいくと、炊き方として
・玄米は17時間以上水に漬ける
・炊飯器や鍋で炊くことをおすすめしたいが、
圧力鍋で炊くのであれば117℃くらいの圧力鍋が好ましい
食べ方としては、
・よく噛む
・食べ過ぎない
というようなものとは別で、食べ方については他にも記載がありましたが、
私的にはこの2点に気を付けていただければと思います。

玄米の炊き方については、117℃以下の圧力鍋(80Kpa、1.8気圧)が
好ましいようで、120℃以上での熱でアクリルアミドと呼ばれるものが
出てくると書かれています。
このラインでいくつかの機能を持つ炊飯器もありました。

他にも発芽玄米の良さや酵素、食物繊維についてなど、
各界に対してなかなか勇気のいる内容だと感じました💦
だいぶストレートなタイプの内容です。

個人的には「発芽玄米」のページに着目です。
・発芽させる目的でしっかりと浸水させることで毒素が抜ける
・健康に欠かせない栄養成分が増加する
・玄米よりも活躍する栄養素が活性化する
・玄米に比べ、消化がよくなる
・やわらかく、食べやすくなる

さきほどの120℃以下をクリアする、沸騰温度118℃、
炊飯ジャー+発芽機能+圧力鍋+パン発酵焼きが可能な
なでしこ炊飯器です。

ただ、この本のレビューにもあったのですが、

「はじめに」にいきなり出てくる著者の理想とする食事が
「理想の玄米ご飯+生野菜サラダ+フルーツ+納豆+漬物・酢の物」
だったので、「そんな身体を冷やすものばかり食べてどうするの!?」
と思ったため、炊き方以外の全てを盲信する気になって読むには至れず。
東洋医学の陰と陽のお話も書いてあったのに、不思議。
みそ汁すら入ってないなんて……。

なので、全てを鵜呑みにせず、最終的には自身の体での判断が一番です。
玄米で体調が崩れた気がするという方、玄米が好きであれば
一度参考までに読んでみても良いと思います。
ただ、それでも合わない方はいると思うので、その時には潔く
玄米+白米や、雑穀ごはんに変えてもいいのではないでしょうか^^

もともとあまり好きではなく、健康を意識して召し上がっていらっしゃる方は、
私個人的には、無理してまで食する必要はないかと考えます。
それでも意識していたいと思う方は、先ほどと同じように
玄米+白米や、雑穀ごはんに変更みてください。

一番の健康を考える食は、「おいしい」と思うことだと考えます。
玄米や発芽玄米の記事がいくつかございますので、
よろしければご参考までに覗いてみてください。

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